ワイヤレスジャパン2008

サムスンが日本に贈るインターネットマシン

2008/7/25

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 Samsung電子は、2008年7月22日から24日まで東京ビックサイトにて開催された「ワイヤレスジャパン2008」にて、日本初公開となる同社の新ケータイ「OMNIA」を出展した。

 「OMNIAは操作性、カメラ(動画も含む)機能、音楽機能、エンタメ性、メモリ容量など、すべてに力をいれている。まさに”全部入りケータイ”」(説明員)だという。

 これまで欧州をメインに発売されているOMNIAだが、「日本人はペンのふたを回しながら開ける人が多いので、付属のタッチペンはカチッと閉まるものにした。また、日本語の漢字は種類が多く変換が難しいので、手書き文字認識機能を加え、スピーディに表示されるようにした」(説明員)など、日本向けのローカライズが進んでいる。

 OMNIAは、iPhone3Gと同時期(2008年6月)に製品化が発表されていたこと、そしてそのスペックからiPhoneと比較されることが多いが、記者が実機に触れた印象としては、たしかに豊富な機能が取り揃えられている。

 OSはWindows Mobile 6.1が搭載され、Microsoft officeの表示、編集、作成が可能だ。標準ブラウザはInternetExplorerとoperaがインストールされており、動画サイトの再生など一時的にメモリを消費するサイトも安定した環境で視聴できるという。

 フルタッチスクリーンの操作はiPhoneのように勢い良くスクロールするとページが上下に跳ねるような動きこそないが、メール作成が最短2ステップで行えることや、重心変化による画面の自動切換えなどはiPhoneと同様だ。タッチパネルに指先が触れたときに起きるバイブレーションで、平面を触れたはずなのにボタンを押したような感覚を得たのが不思議だった。

 文字入力は、キーボード画面での入力、かな入力(細かい機能については今後検討予定とのこと)の2種類。OMNIAはタッチペンが付属しているため、爪が長めの人でも比較的楽に文字入力ができる。さらに、手書きの文字認識機能も搭載している。

 また、フルタッチスクリーンの画面下中央には黒いタッチセンサがあり、ブラウジング中に画面を下に移動したい場合にも、画面を指で覆い隠すことなくスクロールができる。

画像1 メール作成画面
画像2 iPhoneとの比較
画像3 手書き入力画面

 内蔵メモリは、8Gと16Gの2種類。外部メモリ(microSD)を利用すれば、最大32Gの容量が実現できる。

 カメラは、顔認識、手ブレ補正、スマイルシャッターなどの機能が備わっている。テレビ電話や動画撮影も可能だ。画素数は500万。

 通信は無線LANをはじめ、Wi-Fi、bluetooth、DLNAに対応。音楽機能は、MP3、WMAの再生が可能。ICEパワーのチューニングソフトを採用しているため、チューナーの自由度が高いという。

 気になる価格だが、欧州での実売額を参考に550ドルから700ドルの間を予定しているとのこと。

 発売時期は年内を目標としているが、キャリアはまだ未定という。通常の携帯電話と同様の販売方式となるため、万が一故障してしまった場合などでも近所の携帯電話ショップで修理をしてもらえるというのが安心だ。

 「今後、日本の携帯電話市場は“フルブラウザ”“タッチパネル”が主流なるのでは」と説明員が語るように、夏にはシャープからもFOMA「SH906i」のタッチパネル携帯電話が発売される。今後も次々と発売されるであろうタッチパネル携帯から目が離せない。


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(@IT MONOist編集部 上口翔子)

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