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NECエレクトロニクスと音力発電は2009年11月17日、ボタンを押す際の振動で発電する「振動力発電技術」と、独自開発した「電源制御技術」の組み合わせにより、電池なしでテレビの電源ON/OFF、音量調節、チャンネル/入力の切り替え操作を可能とする家庭用RFリモコンを開発したと発表した。
現在(11月18〜20日の3日間)パシフィコ横浜で開催中の「Embedded Technology 2009」に、試作機を出展している。
同リモコンにはNECエレクトロニクスの低消費電力RF内蔵16ビットマイコン「μPD78F8058」が採用されており、振動を検出する「振動発電デバイス」からの電力で起動。テレビ(受信側)に取り付けたアンテナに信号を無線送信することで、チャンネル変更などの操作ができる仕組みとなっている。
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試作した電池レスリモコンシステム
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試作機を使用している様子
試作機ではボタンを5つ設定している |
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試作機を横から見た様子
厚さは約4cm |
実用化は2011年を目指すとしているが、実際に販売する際にはLED照明とのセット販売なども検討しているという。「実際にセットメーカーなどからは、LEDでせっかく省エネにしたのだから、電池レスでさらにエコにしようというような声を頂いている」(会場の説明員)
残る課題としては「振動発電デバイスの小型化」(会場の説明員)を挙げ、同デバイスを小型化しながら発電量も同等かそれ以上のものを実現したいとした。
会場の説明員によると、今後、家庭用リモコンのトレンドとしては電池駆動のRFリモコンが普及すると見ているという。電池レスのリモコンについては各メーカーとも興味は持っているものの、商品化の予定は現段階ではなく、「RFリモコンは赤外線リモコンに比べてコストが約2000円ほど高い。まずはそれを下げることで、実用化への具体的な話が見えてくる」と述べた。
なおNECエレクトロニクスのブースでは、電池レスの同リモコンのほかにも、電池駆動のRFリモコンも出展されている。
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