- - PR -
ソニーは2009年11月30日、近距離無線伝送技術「TransferJet」規格に対応したLSI「CXD3267AGG」および「CXD3268AGW」を商品化したと発表した。今月より出荷を開始し、サンプル価格はともに1500円。
TransferJetは、屋内外問わず、専用のモジュール「TransferJet Coupler」を組み込んだ機器同士であれば、タッチするだけで最高560Mbpsの高速データ通信が可能な次世代無線通信技術。TransferJetを適用した製品・サービスの開発・普及・促進を目指すために設立したコンソーシアム「TransferJet Consortium」には、2009年11月30日現在、Promoter19社、Adopter22社が参加している。
関連記事:
タッチするだけで高速データ転送――TransferJetとは(@IT MONOist) http://monoist.atmarkit.co.jp/feledev/articles/mononews/04/mononews04_a.html |
今回発表されたLSIは、ソニーが長年培ってきた高速伝送技術をベースに、広帯域無線技術を近距離無線技術として応用。さらに、CMOSプロセスを用いることで、高速通信に必要な無線機能/信号処理機能/ホストインターフェイスなどを単一パッケージに収めたという。TransferJetの機能をわずかな外付け部品で実装することが可能なため、小型機器への搭載も容易だとしている。
|
|
TransferJet対応LSI「CXD3267AGG(画像=左)」および「CXD3268AGW(画像=右)」
2種の違いはホストインターフェイスと外形サイズ。ホストインターフェイスはCXD3267AGGがPCI/Mini PCI(Rev2.3)、CXD3268AGWがSDIO(Ver2.0)。サイズはCXD3267AGGがVFBGA 153pinの11.0mm×11.0mm×1.0mm、CXD3268AGWがWFLGA 99pinの8.0mm×5.5mm×0.78mm |
またソニーでは、携帯電話やデジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、パーソナルコンピュータ、ハードディスクレコーダなど、同LSIをさまざま電子機器へ容易に搭載可能にするため、開発者向けのリファレンスキットおよびソフトウェア開発キットを用意している。
今後は、同LSIを搭載したモバイル機器向け小型モジュールおよびノートPC向けPCI Express Mini Cardモジュール、USB接続用モジュールもラインアップに加えられる予定。
関連記事
電子機器フォーラム 新着記事
- 日本の技術力で今の危機を未来のチャンスに(2011/3/25)
- FPGAソリューションで新高速伝送規格の普及を後押し(2011/3/24)
- テラモーターズ、被災地に対し電動バイク2車種を提供(2011/3/18)
- ARMマイコン「Kinetis」で再攻勢かけるフリースケール(2011/3/16)
- ディジ、無線モジュール「ConnectCore Wi-i.MX53」(2011/3/3)
- VWがサンババス似のEVコンセプトカー発表(2011/3/1)
- MPUとの連携で存在感を強めるザイリンクスのFPGA(2011/2/28)
- 手詰まり“もがく”グーグルの行く先は?(2011/2/25)
- モバイルアプリで音声入力が普通になる日(2011/2/24)
- 「伝導ノイズ」とは(2011/2/17)
- グーグル前社長・辻野氏が語る特別講演に注目(2011/1/27)
- 流行のスマートを本当にスマートにするには(2011/1/24)




