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ドロップインネットワーク体験など、今年もブースは必見
昨年、タンク監視ソリューションの展示で話題となったディジ・インターナショナルブースのZigBeeソリューションは、米国ですでに実システムとして稼働しているZigBeeとセンサを組み合わせたものだった。今年はどういった内容を予定しているのか、期待が高まるところだ。
昨年同様に話題をさらいそうなのが、iDigiを使ったドロップインネットワークのデモだ。ディジ・インターナショナル リージョンマネージャ 江川将峰氏によると「モジュールをネットワーク圏内に『置くだけ』でネットワークを構築し、さらに遠隔地からファイアウォールを越えて各拠点に存在する端末にアクセスが可能になる完全なプラットフォーム」で、同社の提唱するM2M(Machine to Machine)ネットワークを体感できるものになるという。
2009年3月31日にリリースされた「iDigi開発キット」3製品(「iDigi X4 スタータキット ZB」、「iDigi Wi-9P スタータキットZB」、「iDigi BL4S100 アドオンキットZB」)は、同社が提供するPaaSサービス「iDigi Platform」をベースとする。ユーザはWeb経由で同社が提供するWebアプリケーション上で開発を行うことができる。開発環境構築の手間やリスクなどもなく、短期間で開発が可能だ。
iDigiはネットワーク環境全体を「プラットフォーム」として提供できる強みを持っている。パーソナルエリアネットワーク(PAN)内での通信以外にも、LANネットワークとの連携や、さらに「外部ネットワークとの連携を考慮したシステム構築までをサポートしている」という。
ディジ・インターナショナル
江川将峰氏
iDigi関連のデモとしては、「ユーザが構築した実際のシステムをもとにしたデモを展示する予定」だという。すでに同社のプライベートセミナでは、さまざまな興味深い国内事例が紹介されているが、ブースでもそれらのうちの数例を展示する予定だ。
ブース展示では、ZigBee端末だけでなくトータルプラットフォームとしての展開を考えているとのことで「ネットワークの側面だけでなく、iDigi製品群の使い勝手のよさそのものを伝える展示にするつもり」だ。
ESEC限定開発キットは今年が最後!?
同社ブースでは前述のiDigi開発キットをESEC限定価格で販売する。通常よりもリーズナブルな価格で入手できるため、昨年は売り切れとなるほどの人気だった。
江川氏によると「ESECでの1万円開発キット提供は今年で最後にする予定」だという。ディジ・インターナショナルでは、来年以降は「ZigBeeネットワークは普及フェイズを越え、新たなステップに移るだろう」と考えている。
最近では「宿泊施設や、ビル全体のエネルギー監視ソリューションのほかに、最近ではホームセキュリティ系の企業からの問い合わせも多数」と語るように、ZigBeeネットワークの活用事例は今年以降ますます増えてくる見込みだ。しかし、ZigBeeそのものはあくまでも通信技術の1つであり、応用分野が広大なため、「次の10年のステップは、数ある分野の中からいくつかの分野にフォーカスしていく」戦略を考えている。例えば、政府主導でエネルギー監視システム普及に向けた取り組みなども具体的になりつつある。
ブースで販売される開発キットの1つ「iDigi Wi-9P スタータキットZB」
普及フェイズは今年いっぱい、と語る江川氏だが、「ZigBeeのさらなる普及のためには、まず、キラーアプリ/コンテンツの登場が絶対的に必要」だ、とも。
こうした思いから、同社では別途コンテスト「グリーンデザインコンテスト」を実施している。iDigiワイヤレス開発キットを使って環境保全を意識した設計で作成されたアプリケーションが対象。具体的には、消費電力、仕様推量、ガスなどの燃料消費の抑制、大気汚染の低減や監視を目的としたアプリケーションだ。 iDigi Platformやコンテストの詳細はESEC会場で確認してほしい。
| 展示会名 | 第12回 組込みシステム開発技術展(ESEC2009) |
| 開催日 | 2009年5月13日(水)から15日(金) |
| 会場 | 東京ビッグサイト |
| ディジ・インターナショナル ブース番号 | 東46-30 |
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