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半導体大手の米インテルは2009年6月4日(米国時間)、「VxWorks」や「Wind River Linux」などの組み込み向け商用リアルタイムOS製品などで知られる米ウインドリバー・システムズ(以下、ウインドリバー)を約8億8400万ドルで買収すると発表した。
過去、両社は「Intel Core 2」プロセッサおよび「Intel Xeon」プロセッサをベースとした「VxWorks」のSMP(対称型マルチプロセッシング)対応の取り組みや、ウインドリバーの開発環境「Wind River Workbench」と「On-Chip Debugging」の「Intel Core 2」プロセッサ・「Intel Atom」プロセッサ対応。さらに、SoCプロセッサ 「Intel EP80579」を「VxWorks」と「Wind River Linux」に対応させるなどの協業を進めてきた。
今回、インテルはウインドリバーの株式を1株当たり11.50ドルで買い取る形で、ウインドリバーを完全子会社化。今後インテル バイス・プレジデント兼ソフトウェア&サービス・グループ ジェネラル・マネージャーのRenee James(レニー・ジェイムズ)氏が率いるソフトウェア&サービス・グループ下に加えるという。
超低消費電力プロセッサとして注目されている「Intel Atom」を擁し、モバイル・インターネット端末(MID)、車載インフォテイメント、産業用制御自動化システム、IPメディア・フォンなどの組み込み分野への強化を行ってきたインテルは、今回の買収で、組み込み市場における競争力をさら強化する構えだ。なお、買収完了は2009年夏の見通しだという。
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