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2010年8月26日、エイチアイは韓国の携帯端末メーカーPANTECHのAndroid 2.1搭載スマートフォン「Vega IM-A650S」に、同社3D描画エンジン「MascotCapsule eruption(以下、eruption)」が採用されたことを発表した。
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画像1 Vega IM-A650S |
通常、Android環境で3Dグラフィックス描画を行うには、OpenGL ESを利用することになる。しかし、簡単な図形描画であっても多くの実装が必要となり、開発者の負担が大きく、さらに、Androidの構造上の制約によりグラフィックスの描画速度が遅いという課題があるという。
今回採用されたeruptionは、OpenGL ESのハードウェアを利用して、携帯電話などの組み込み機器でハイクオリティな3Dコンテンツを低コストで作成するためのミドルウェアとして提供されている。eruptionを用いることで、普段使用しているAutodesk 3ds MaxやAutodesk Mayaなどの3D制作ツールで作成したモデルやアニメーションのデータを、簡単にAndroid上で表示できるようになるため、開発者はこれまでの携帯電話向け3Dコンテンツと同じようにAndroid向けの3Dコンテンツ開発が可能になるという。
また、描画速度の問題についてもeruptionでは、OpenGL ESの制御をJavaアプリケーションからネイティブレイヤに移すことにより、描画速度の向上を実現している。同社調べでは、実行速度で2〜3倍ほどの向上が見込めるとのこと。
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画像2 通常の3D描画処理(左)とeruptionによる3D描画処理(右)の構造について |
Vega IM-A650Sに搭載されたウィジェットやアプリケーションなどの至るところで、eruptionによる3Dエフェクトが使用されており、操作感とUIの付加価値向上に貢献しているという。
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