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非携帯電話端末などの組み込み機器向けにAndroidの適用・普及を推進する一般社団法人「Open Embedded Software Foundation(以下、OESF)」は2010年11月29日、開発を進めているAndroidの組み込みシステム向けディストリビューションの第3版「Embedded Master 3(以下、EM3)」(コード名:Dorian)のロードマップを発表した。
EM3のベースバージョンに「Android 2.2(Froyo)」を採用。さらに、Androidを搭載する機器を開発するためには、そのカーネルとなるLinuxの移植が大きな工数を伴う作業であり、SoCベンダごとにその作業が必要であったとし、今回、ARMやIBM、Samsungなどが設立した非営利組織「Linaro」が開発するLinuxカーネルを採用する。
Linaroの採用は、さまざまなSoCベンダの環境に対して、共通化されたLinuxカーネルを提供するだけではなく、今後広がりをみせるSMP(対称型マルチプロセッシング)への対応も視野に入れているという。これにより、移植の手間を削減すると同時に、SMPのCPUパフォーマンスを最大限に引き出せるシステム構築が可能になるとしている。
また、EM3ではOESFの各ワーキンググループ、およびプロジェクトが共同開発しているさまざまな拡張機能を順次搭載する計画だという(以下、主な内容)。
- STBフレームワーク
- プリントマネージャ
- グラフ/チャートライブラリ
- OSGiフレームワーク
- IP-Communicationフレームワーク
- Car Navigationフレームワーク
さらに、今後、市場拡大が予想されるMID(Mobile Internet Device)に対して、標準仕様および参照モデルを定義し、その仕様に対するCTS(Compatibility Test Suite)を提供する予定とのこと。
2010年12月にOESF内の各ワーキンググループにEM3の開発ベースを提供。2011年1月末には会員へのリリースを、3月末にはパブリックリリースを予定している。
◆◆◆
なお、OESFは「Android Steps Ahead at ET2010」をテーマに、2010年12月1から3日の3日間、パシフィコ横浜で開催される「組込み総合技術展 Embedded Technology 2010」に出展する。
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画像1 ET2010 OESFのブースイメージ |
| 展示会名 | 組込み総合技術展 Embedded Technology 2010(ET2010) |
| 開催日 | 2010年12月1日(水)から3日(金) |
| 会場 | パシフィコ横浜 |
| ブース番号 | E-27 |
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