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きゃどりる(3)

【解説1-1】まずベース形状を作成しよう

みやしろ 資料協力:社団法人コンピュータソフトウェア協会 2010/7/14

あなたの3次元CADを使って、ちょっぴり頭の体操を。使いこなしているようでいて、実はそうでもないかもしれない。忙しいあなたも仕事の合間で少しずつ、負担なく取り組めるように構成しました。(編集部)

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 前回のきゃどりる(2)は、3次元モデリングの問題を出題しました。今回はモデリング方法を解説していきます。前回、モデルを作っていただいたと思いますが、皆さんの作成方法とぜひ比較してみてください。

問題は、こちらをご覧ください(前回記事)
きゃどりる(2)

 あなたは25分以内で作れましたか?

 以降ではまず、部分的にどう作るか、一緒に考えていきましょう。

編集部より:3次元モデリングの作業ステップは、設計事情や加工方法の選定によりだいぶ異なります。もちろん、実際の設計においては作業の手数を減らすことが最重要であるとは限りません。本連載は、普段の設計作業とは違う視点を持つことで得られる気付きもあるかと思い、問題をお届しています。

扇形の部分から

 この形状の場合、上方の扇形の部分から作っていくと後が作りやすい形状です。その扇形の形状は図1に示すとおり。

図1 扇形の断面形状

 この形状をXZ平面にスケッチして、両側に押し出す方法で作ります。ここで注意しなければならないところは図1の右側の形状です。この部分は1回の操作では作成できない形状ですので、後から追加します。

基本形状を作る

図2 押し出す

 このような形状を作ります(図2左)。押し出す幅は全体の幅が入る任意の長さです。その後、寸法とおりの形状でカットします(図2右)。左側にC10の面取り部が2カ所ありますが、ついでにここで面取りをスケッチに入れます。これはCADによってですが、スケッチで処理できる部分はスケッチで行わないと、後からフィーチャーに面取りができない場合があります。スケッチで処理できる形状はスケッチに入れてしまえば、履歴も少なくて済みます。

 次は右側の曲面部分(図3)の作成ですが、この部分は「ロフト」を用いて作成します。

図3 曲面はロフトで作る


ロフト形状の作り方

図4 ロフトによる形状作成

 図4に示すように、上下2つの面(黄色)にスケッチを作成し、「ロフト」により形状を作成します。 この際、ロフト作成により、面がよじれないよう注意してください。作成後、このフィーチャーと、もともとあるフィーチャーを結合します。

 次回は、もう1つのポイント、円筒部の作成について説明します。 あともう一息です。

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