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前回のきゃどりる(4)まで、【問題1】にチャレンジしていただき、その解答を解説していきました。今回は、新たな問題を解いてみましょう。
前回はいかに形状を作っていくかがポイントでした。今回の問題は、いかに図面から寸法を読み取るかということがポイントです。
3次元モデリングをしているとき、紙の図面というものをあまり意識しないことも多くなったかもしれません。しかし、紙ベースの図面でやりとりする場面はまだまだ少なくありません。いくら設計・製造の現場に3次元モデルが増えてきたとはいえ、2次元図面から寸法、形状を正確に読み取ることは、いまもなお大事なことですよね。
この問題も【問題1】同様、2次元の図面をよく見て形状を把握することが大事となります。形状が理解できたら、次はどのような手順で作り込んでいくかを考えます。
| 編集部より:3次元モデリングの作業ステップは、設計事情や加工方法の選定によりだいぶ異なります。もちろん、実際の設計においては作業の手数を減らすことが最重要であるとは限りません。本連載は、普段の設計作業とは違う視点を持つことで得られる気付きもあるかと思い、問題をお届しています。 |
では早速、問題を見てみましょう。
きゃどりる!【問題2】
次の投影図で示されるソリッドモデルを作成しなさい。
座標方向、座標原点(点O)に合わせて作成しましょう。
![]() |
| 今回の問題 社団法人コンピュータソフトウェア協会主催 「3次元CAD利用技術者試験」平成20年後期 1級試験問題より抜粋 *画像クリックで、pdfファイルを表示します |
いかがでしょうか? 形状をイメージできますか?
形状自体はどのような部品に使われているか分かりませんが、何となく掃除機の取っ手の部分のようなドライヤーの一部のような、そんな感じですね?
そして、何だか作るのが難しそうな形状がいくつかあります。全体の形状はこんな感じです。
![]() |
| こんな形になります |
上部にある凹み部分と全体に掛かっている丸み、右下の凹み部分など、どのような手順で作るかを図面から読み取ります。
今回も、まずは自分の考えるとおりに作ってみましょう。
目標時間は、25分間です!
「ちょっと待って! CADがないんですけど」――そんな方は、第1回後半をご覧ください。
みやしろからのヒント
全体の形状から考えるとシェルで中を抜くことが分かりますが、大事なのはいつシェル化するか、です。シェル化する前には、例えば外側には最初にフィレットを掛けておかなければいけなかったり、逆に穴はシェル化した後に開けないといけなかったり……、このあたりの作り込みをよく考えておかないと、やり直しが多くなってしまいます。
◇
次回は、【問題2】のシェル化のポイントや基本形状の作り方について解説します。
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