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オムロンと日本アイ・ビー・エムは4月2日、企業向けのCO2削減支援ビジネス分野での協業を発表した。とくに運搬時のCO2排出が問題となる物流分野に特化したソリューションを提供するとしている。
オムロンはGPSを利用した運行管理システム、走行車両重量計測システムなどを有しており、いわゆる「改正省エネ法(エネルギーの使用の合理化に関する法律)」に準拠した報告を行う際に必要な輸送距離、積載率などの実測技術を持ち、日本アイ・ビー・エムはMSTPやVRPといったCO2最小化のための経路決定アルゴリズムを活用したツールを持っている。
MSTPは拠点間の輸送方法について、船舶・航空・鉄道などの運行状況や納期を考慮したうえで、最適なルートを計算するためのアルゴリズム。
一方のVRPはルートだけでなく、集荷や時間、車種などといったさまざまな要因を反映したうえで最適なルートを計画するアルゴリズムだ。この2つを活用することでCO2排出量が最小となる運送ルートを計画する。
企業におけるCO2排出量については、今後有償化や法規制の強化が予想されているため、対策ニーズが高まることが考えられる。
今回の協業では、オムロンがセンシング技術や道路交通向けシステム事業ノウハウを、日本アイ・ビー・エムがIT化やコンサルティングノウハウをそれぞれ提供し、両社の強みを生かして物流分野の環境ビジネスでアドバンテージを取る狙い。
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