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富士通、デジタルプロセスは2010年6月15日、3次元仮想検証ツール「VPS」の新版となる「V15L10」を8月末から販売開始すると発表した。
VPSでは部品点数の多い複写機などの、高密度かつ大規模な製品開発における生産準備業務を仮想環境下で検証することができる(「VPS/Manufacturing」オプションモジュールの組み立て工程検討機能による)。仮想環境下で、ラインバランス効率を検証したり、作業員・生産設備などのリソースと効率を結び付けて評価する機能も持つ。
同社によると、今回発表された新版では従来製品と比較して10倍程度の表示性能を誇るとされる。表示性能が向上したことで、処理が重く、検証に時間がかかる複雑な部品構成の製品であっても、スムーズに組み立て手順やラインの検討を実施できる。
VPSは電気配線データや基板データなど、一般的な3次元CADでは対応が難しい電気系の情報にも対応しているため、製品全体の組み立て手順の検討が可能。同じデータをサービスマニュアルなどの保守・メンテナンス用ドキュメント作成などにも利用できる。V15L10ではこのほか、性能向上のため、CADコンバータ機能強化も行われている。
販売価格は、それぞれ1クライアントライセンスにつき、VPS V15L10(Digital Mockup)が250万円(税別)、VPS/Manufacturingオプションが400万円(税別)。両社は今後3年間で5000ライセンス程度の販売を見込んでいる。
複写機の組み立て作業検証の例
(プレスリリースより転載)
ラインバランス検証の例
(プレスリリースより転載)
なお、同製品は2010年6月23〜25日に開催される「第21回設計・製造ソリューション展」で展示される。
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