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» 2008年04月09日 00時00分 UPDATE

演習系山田式 機械製図のウソ・ホント(3):断面は、忠実に投影しない方が正しい場合もあるの? (2/2)

[山田学 ラブノーツ/六自由度技術士事務所,@IT MONOist]
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次回までの宿題 ― 【問題3】

 【問題2】の結果はいかがでしたか? 【問題3】からは、寸法記入に関する問題となります。あなたの寸法記入、自信ありますか? 今回の宿題は、“寸法記入についてのウソ・ホント”です。

yk_dradrill03_3.gif 問題3:画像をクリックすると拡大します

 鋳物部品を切削加工します。そこで、以下のような図面で寸法指示を行いました。さあ、寸法記入上でどこが誤っているのか指摘してください!

※本部品は製図の解説用に作ったものであり、実際に機能する部品ではありません。

編集部より(2008/10/30記):本図版内の右側面図の一部に誤りがあり、差し替えを行いました。読者の皆さまには謹んでお詫び申し上げます。

豆知識:寸法線の豆知識

対象物に寸法を記入する場合、細い実線で描いた寸法補助線を用いて寸法線と対象物を結びます。一般的に寸法補助線は投影図の線と接して引き出しますが、JISによるとわずかに離してもよいと記載されています。どちらを使うかは趣味の問題かもしれませんね。一般的にCADの設定で上記を変更できます。



 次回は、【問題3】の解答解説と、寸法記入について考えてもらいます。(次回に続く)

yk_yamada.jpg

Profile

山田 学(やまだ まなぶ)

1963年生まれ。ラブノーツ代表取締役、技術士(機械部門)。カヤバ工業(現、KYB)自動車技術研究所で電動パワーステアリングの研究開発、グローリー工業(現、グローリー)設計部で銀行向け紙幣処理機の設計などに従事。兵庫県技能検定委員として技能検定(機械プラント製図)の検定試験運営、指導、採点にも携わる。2006年4月、技術者教育専門の六自由度技術士事務所を設立。2007年1月、ラブノーツを設立し、会社法人(株式会社)として技術者教育を行っている。著書に『図面って、どない描くねん!』『読んで調べる 設計製図リストブック』(共に日刊工業新聞社刊)など。



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