日立マクセル、電池事業を継承する「日立マクセルエナジー」を設立電気自動車

電池の製造と販売に関する事業を、会社分割で設立する「日立マクセルエナジー」に継承させる。

» 2011年02月01日 14時04分 公開
[佐々木千之,@IT MONOist]

 日立マクセルは1月27日に開催した取締役会で、2011年4月1日に同社の電池製造・販売に関する事業を、会社分割で設立する「日立マクセルエナジー」に継承させると決定した。

 日立マクセルでは社会イノベーション事業のキーデバイスである電池事業を基盤事業の1つとして高収益下を図ってきたが、新会社に電池の製造・販売事業を継承させることで意志決定のさらなる迅速化と事業収益改善を進めるとしている。

 新会社日立マクセルエナジーは4月1日に設立・登記予定で、所在地は京都府乙訓郡大山崎町、代表取締役社長は岡藤雅夫氏(予定)、資本金は現時点で未定。電池の販売の一部事業については、日立マクセルが継続の予定。岡藤氏は現在、マクセル精器代表取締役、日立マクセル取締役、日立製作所電池システム社 CIOを務める。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.