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» 2011年04月01日 10時54分 UPDATE

物欲全開! 俺が欲しいものをもっと作ろう(2):今回の俺小物は、えっと……、クマ? ネコ? (1/4)

3次元CADとRP機を駆使する“俺グッズ”企画、再始動。今回は、思うがままに、イケてるグッズをいろいろと作ってみるぞ!

[水野 操/ニコラデザイン・アンド・テクノロジー,@IT MONOist]

 実のところ前回、張り切ってトップダウンでアセンブリを作って細かく作っていこうと考えたのだが、作っていけばいくほど、何だか、つまらないものができてきた。

 結局、いろいろと作り直してみたのだが、しっくりくるものができない。四角くてシャープなものをと考えたのだが、私に才能がないのか……、四角いものはできるのだが、格好のよいものができない。

 何とか考えてできたのが、これである。

alt デスクトップ小物入れ、その後

 まあ、モノとしては使えそうだ。左側にわが携帯電話、右側には真四角の7.5cm角のふせん紙を置く。どちらも取り出しやすいように若干浅めに作ってあるし、携帯電話の方は下からコネクタをつなげるようにもしてある。足に当たる部分には、RPで出力したときの材料の節約の意味もあるが、穴を開けているので、そこからケーブルを取り回すこともできる。これで確かに日頃、行き場がなく私の机の上の携帯電話や、何かを書くたびに机の中から取り出しているふせん紙を机の上に整理しておくことができるようになった。

 さて、これをファイナルとするかどうか、ちょっと考えどころ。あまり調整するところはないような気もするが、少しいじってみようと思う。

 例えば、である。もともとは携帯電話とふせん紙を置くことだけを考えたので、右側には、無駄なスペースがありすぎるような気がする。ということで、ここを何とかできないか少し検討してみることにした。具体的には、ふせん紙を入れるくぼみを動かしてみて、クリップなどを入れる部分を作れないかどうかを検討した。このプロセスは少し長いので、以下のように動画で示してみた。

動画1 俺小物入れのモデリング

 最終的な、形状としては以下のようになった。

alt 俺小物入れの最終形態

 画像を見てもらえれば大体分かると思うが、まずはふせん紙のくぼみに当たる形状を上限にずらしながら適当な位置と思われるところに配置した。もちろん移動距離はマウスで指定もできるし、数値を指定してもよい。ただし、形状が破綻するような場所に動かせばもちろん、それは実行されない。

 その次にやったのが、クリップなどを入れる新たなくぼみの作成だ。これはトレイの上面にスケッチをしていったん、押し出して直方体の形状を追加で作成した後に、最初のスケッチを3mmほどオフセットしたものを押出でカットして中をくりぬいた。少々、まだるっこしいプロセスで作ったが、これにはわけがある。

 最初は、いったんシェル化した箇所のフィーチャーをデタッチしようとしたが、それができなかった。この場合には既にフィレットなどのフィーチャーが入っていたこともあったが、それをやると形状的に問題を起こすらしく、「側壁」(シェル)をデタッチも削除もできなかった。問題を起こすフィーチャーをあらかじめデタッチしても良いのだが、結構手数が掛かる。

 ということで、素直に押出しを使って形を作った。

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