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» 2011年05月09日 11時45分 UPDATE

DMPとルネサスイーストンが共同開発:アーケード/サイネージ機器向け3Dグラフィックスプラットフォーム

ディジタルメディアプロフェッショナルとルネサスイーストンは、VIA製x86ベースの組み込み用ボードPC「EPIA」と、DMP製グラフィックスIPコア「PICA200」搭載のGPU「NV7」を組み合わせた、組み込み機器向け3Dグラフィックスプラットフォームを共同開発した。

[八木沢篤,@IT MONOist]

 ディジタルメディアプロフェッショナル(以下、DMP)とルネサスイーストンは2011年5月9日、VIA Technologies製x86ベースの組み込み用ボードPC「EPIA」と、DMP製グラフィックスIPコア「PICA200」搭載のGPU「NV7」を組み合わせた、組み込み機器向け3Dグラフィックスプラットフォームを共同開発したことを発表した。

 同プラットフォームに搭載されているNV7は、ブルーム・テクノとDMPが共同開発した3DグラフィックスLSIで、DMPが開発したOpenGL ES 1.1準拠のIPコアPICA200を搭載する。これにより、アミューズメント分野をはじめとした組み込み機器で求められる低消費電力(ファンレス)や省コンテンツサイズを実現する他、高速なキャラクターアニメーションや高度なシェーダー機能のサポート、ムービー用コーデックにも対応するという。

 また、EPIAシリーズは、x86プロセッサ、チップセット、イーサネットコントローラー、USBコントローラー、オーディオコーデック、TVエンコーダなどを搭載し、VIAが提唱する小型フォームファクタをベースにした長期供給が可能な組み込みシステム向けボードPCで、Box PCやパネル一体型タッチパネルPCなどで利用できるとのこと。

組み込み機器向け3Dグラフィックスプラットフォーム 画像1 DMPとルネサスイーストンが共同開発した組み込み機器向け3Dグラフィックスプラットフォーム

 今回共同開発された組み込み機器向け3Dグラフィックスプラットフォームにより、アーケードゲーム機やデジタルサイネージ機器などの組み込み製品の開発コスト低減と開発期間の短縮を実現するという。また、同プラットフォームをベースとした量産やカスタマイズ対応も可能だとしている。

【3Dグラフィックスプラットフォームの主な特長】
−Windowsベースでアプリケーション開発が可能
−MPEG-2/4、Windows Media Video 9、H.264ビデオデコーダ搭載
−GPU:NV7(PICA200搭載)
 ・動作周波数:200MHz
 ・演算性能:4000万ポリゴン/秒
 ・描画性能:8億ピクセル/秒
 ・描画伸張性能:1.3億ピクセル/秒
 ・低消費電力:ファン&ヒートシンクレス
 ・VRAM 256Mバイト

 なお、同プラットフォームは、2011年5月11〜13日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第14回 組込みシステム開発技術展(ESEC2011)」のDMPブース[西2-61]およびRECブース[西1-75]にて展示される予定だという。

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