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» 2011年05月30日 11時55分 UPDATE

IARの新技術Powerデバッグの活用も可能:超低消費電力マイコン「STM32L」ファミリ向け評価キットを発売、IARシステムズ

IARシステムズは、STマイクロ製 ARM Cortex-M3コアベース 32ビットマイクロコントローラ「STM32L」ファミリ向けの評価キット「IAR KickStart Kit for STM32L152VB」を発売した。

[八木沢篤,@IT MONOist]

 IARシステムズは2011年5月30日、STマイクロエレクトロニクス製 ARM Cortex-M3コアベース 32ビットマイクロコントローラ「STM32L」ファミリ向けの評価キット「IAR KickStart Kit for STM32L152VB(型番:KSK-STM32L152VB-JL)」を発売したことを発表した。販売価格は1万8000円(税別)となる。

 同評価キットには、STマイクロエレクトロニクス製「STM32L152VB」搭載の評価ボード、LCDおよび周辺機器、JTAG-ICE(IAR J-Link Lite for Cortex-M)、統合開発環境(EWARM評価版)、サンプルプロジェクト、リアルタイムOS評価版が同梱される。

STマイクロエレクトロニクス製「STM32L152VB」搭載の評価ボード STマイクロエレクトロニクス製「STM32L152VB」搭載の評価ボード

 STM32Lファミリは、超低消費電力アプリケーションに特化されている。STM32L152VB搭載の評価ボードに、別売りの「IAR J-Link Ultra(Hi-Speed USB接続JTAG/SWD ICE)」を接続することで、IARシステムズの新技術「Powerデバッグ」(注)を最大限に活用することも可能だという。これにより、ソフトウェア開発者は、最小消費電力が要求されるハードウェアに対するソフトウェアアプリケーションの最適化を実現できるとしている。

※注:Powerデバッグは、エミュレータ(JTAG-ICE)からターゲットボードに供給される電力量と、SWD/SWOのデバッグ信号から得られる情報を連動させ解析することで、ソフトウェアプログラムの実行状況と消費電力を可視化。さらに、プロファイル機能による詳細な検証を可能にしたIARシステムズの独自技術。開発者は、ソースコードが電力消費に与える影響を意識しながらソフトウェアを開発することができる。


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