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» 2011年06月15日 12時55分 UPDATE

DMS2011 開催直前情報!! :あの会社はどのようにして在庫削減と欠品ゼロを両立させたか?

2011年6月22〜24日に開催される「第22回 設計・製造ソリューション展」。出展社の1つ、日立東日本ソリューションズでは、導入企業の生の声を聞けるセミナーが予定されている。同社ブースの展示製品を予習しておこう。

[原田美穂,@IT MONOist]

このキーワードが気になったら見に行きたい

個別受注生産・工事/施工・医薬業、消費財メーカー/卸売業/食品・医薬品メーカー/保守サービス業、自動車部品・ハイテク製品・部品製造業、生産管理(海外組み立て加工業)、プロジェクトマネジメント、PSI、グローバルSCM、テキストマイニング



 日立東日本ソリューションズでは、展示会場隣接のセミナールームで開催されるワークショップに注目したい。同社では会期中、3日連続で下記のテーマでセミナーを開催する予定だ。

  1. 「サンスターにおける在庫削減と欠品防止」
  2. 「製品開発のQCD向上に向けた工夫と実践」
  3. 「業務プロセスと成果物の見える化成功事例」

 「特に1日目の22日には1のサンスターさまに講演いただく予定。直接担当された方から話が聞ける機会なので、ぜひとも足を運んでほしい」(日立東日本ソリューションズ 出展担当者)という。

 消費財メーカーであるサンスターでは見込み生産が多く商品カテゴリも多い。また、商品ごとに製品ライフサイクルが大きく異なり、販売特性も個別に見なければならないため、品目単位で個別に調整することは非常に難しいといえる。セミナーではSKU単位でリアルタイムに在庫状況を可視化してくまなくコントロールすることで、欠品することなく過剰在庫を削減するという難しい課題を解決した同社の取り組みの過程とその成果を聴講できるという。

実績データを基にした予測分析と表示ロジックを活用したソリューション群

 「ブース展示では製造の基幹業務を支える生産管理システム、経営と現場における計画や意思決定を支援するSynapse Suiteソリューション、さらに、グローバルSCMを実現するソリューションなどを幅広くご紹介します」(同、出展担当者)

 同社は分析・予測、視覚化に強い製品ラインアップをそろえている。ブース内ではこれら製品がテーマごとに展示される。まずは同社の持つ製品・ソリューション群を整理しておこう。

 実績データを基にした将来予測は、さまざまな分野で活用できる技術だが、とりわけ、製造業界では需要予測、在庫予測など、財務状況に直結した分野で効果を発揮する。同社ブースでは前年度実績や直近の実績、各部門の見込み数量などから分析を行い、計画業務の精度向上を目指す「SYNAPSE Suite」製品群に注目したい。

 SYNAPSE Suiteはサプライチェーン計画支援ソリューション群で、下記3つの製品から構成される。

  • 需要予測ソリューションForecastPRO
  • 販売計画ソリューションSynCAS
  • 需給計画ソリューションSynCAS PSIシリーズ(PSI Communicator、PSI Visualizer)

 需要予測ソリューションForecastPROは、蓄積された販売実績のトレンドや受注見込みなどを分析して予測することで、生産計画を厳密かつ効率的に策定する業務を支援する。予測分析手法としては、移動平均法、指数平滑法、ボックス・ジェンキンス法、離散型モデル、動的回帰分析、曲線近似法および前年増加率や前年増加量などを利用した簡易モデルの7つの予測分析向け数理モデルに対応しており、それぞれの予測手法を利用シーンに応じてパラメータ調整して最適化する。

 販売計画ソリューションSynCASは、上述のForecastPROを予測エンジンとした販売計画支援システム。需要予測および予算などの自社内情報や計画と実績の比較に基づく商品別販売計画の作成・調整を実現する。

 需給計画ソリューションSynCAS PSIシリーズ(PSI Communicator、PSI Visualizer)は、上記の生産計画や販売計画を基にSCM管理部門などで生産・販売・在庫の推移を予測し、計画の見直しを支援するソリューションだ。

 予測システムはコアエンジンの機能しだいで効果が左右される。同社のForcastPROは日本国内での導入実績が多く、チューニング手法のノウハウ蓄積も多い点が強み。ブースを訪れた際はぜひ自身の課題に対しての解決策を尋ねてみたいところだ。

プロジェクト管理でもメーカー発の要望を取り入れた実装に注目

 このほか同社が力を入れているのが、予測結果の可視化表現だ。

 PSI Visualizerはいわゆる可視化ソリューション。品目ごとの在庫動向などを一度に視認できる点が特徴だ。製品数・製造数の多い消費財などでは、担当者1人で数十以上の品目の管理を任されることも少なくない。単なる数量・数値の一覧ではつかめない、在庫推移や品目ごとの傾向を判断する際に効果的だ。PSI Communicatorは、在庫だけでなく、販売計画や生産計画も併せて比較するソリューション。SCM部門で迅速なPSI調整を進める際の判断材料を視覚的に示すものだ。

 日程管理やプロジェクト管理向け製品の出展もある。

 SynVizシリーズは、日立グループのソフトウェア開発ノウハウを取り込んだソフトウェア開発工程管理ソリューション、要員管理や成果物管理など、プロジェクトの情報をWebで共有し情報の一元管理を可能とするプロジェクト管理のシリーズ製品だ。DMS展では日程負荷調整や案件管理、商品管理などの機能を短期間で導入できるテンプレートが発表される予定だ。

 「大手自動車メーカーと共に作り上げたもの。メーカーのノウハウもそのまま盛り込んでいるので参考になる部分も多いはず。ぜひブースで確認してほしい」(同、出展担当者)

 このほか、2011年6月14日に発表したばかりのプロジェクト管理・情報共有向けクラウドサービス「OnSchedule」も展示される予定。

SynCAS PSI Communicatorの画面例 SynCAS PSI Communicatorの画面例
品目単位で在庫状況をグラフ表示しているところ。販売・在庫・生産の各計画値と実績値を一覧できる
SynCAS PSI Visualizerで在庫を一覧表示したところ SynCAS PSI Visualizerで在庫を一覧表示したところ
品目ごとの在庫状況が分かる

第22回 設計・製造ソリューション展 出展情報

会期 2011年6月22〜24日

時間 10:00〜18:00(24日は17:00に終了)

会場 東京ビッグサイト

小間番号 東ホール2 16-14(日立製作所、日立電子サービスと共同出展)

ブース紹介ページ http://www.hitachi-to.co.jp/seminar/event/dms2011/index.html


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