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» 2011年08月01日 12時01分 UPDATE

エア流量モニターEWA1シリーズ:エアコンプレッサの能力を最適に保って消費電力削減を

工場内のエアコンプレッサの能力を監視し、最適化する流量モニター製品が登場。保全だけでなく、電力消費量の改善にも効果があるという。

[原田美穂,@IT MONOist]

 FA用センサーやPLC機器、画像処理機器などを製造・販売するパナソニック電工SUNXは2011年7月28日、エアコンプレッサのエア流量を計測する「エア流量モニタEWA1シリーズ」の出荷を開始した。25〜200Aまでの口径に対応する製品ラインアップを持つため、吐出部から各ライン内の配管までをカバーできる。主な仕様は下記図を参照。

 工場の消費電力量に占めるコンプレッサへの供給電力の割合は少なくない。劣化や不具合に伴うエアの漏えいや、これに関連する圧力損失は、コンプレッサへの供給電力増大に結び付くため、配管のメンテナンスはコストに直結する問題の1つといえる。

 パナソニック電工SUNXによると、エアコンプレッサ配管に同製品を設置することで、エア流量を個別に計測、コンプレッサの能力が適切かどうかを判断できるようになるという。エア使用量を指標とすることで、計画的な設備保全にもメリットがある。

 同製品では流量モニタリングに超音波方式を採用しているため、フィルタなどが不要で、オイルミストを含んだ状態でも計測できる点が特徴。計測管内に突起類がないため、耐久性が高い。

 流量測定精度は±2.5%R.S.*(微少流領域では±5%R.S.)。測定値を、気温や圧力をもとに標準状態に換算するノルマル換算機能を持つため、圧力計や温度計を設置することなく複数の棟などの異なる条件下での実績値を標準化して比較できる。また、正流・逆流の計測が可能なため、ループ配管でも利用できる。

*R.S. リードスケール。流量計測精度の指標の1つ。ここでは乾燥空気、常温、0.5MPaの条件下での値。


超音波センサー・圧力センサー センサーの配置(プレスリリースより引用) 超音波センサー・圧力センサーを利用し、ノルマル換算を行うことで同一条件で比較できるようにしている

 積算パルス、流量上下限警報の出力のほかに、4〜20mAのアナログ電流出力を搭載しており、同社の消費電力計測・管理システム「簡易電力計・エコパワーメーター」と併せて、データロガーユニット経由で監視も可能。データ閲覧用ソフトウェア「KW Watcher」は同社のWebサイトでダウンロードできる(無料)。

エア流量モニタEWA1シリーズの主な仕様 エア流量モニタEWA1シリーズの主な仕様(プレスリリースより引用) 受注生産品のため、納期は4〜5週間程度となっている

 なお、同製品のCAD図面はDXF形式で公開されている。

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