連載
» 2012年04月18日 14時50分 UPDATE

中小企業連携とSNS活用の実情(2):コマ・コマ・コマ――優等生から“はみ出しモノ”まで (1/4)

今回は、全日本製造業コマ大戦 茨城場所に登場したコマの数々を紹介する。ルールからはみ出しそうな超個性派コマにも注目!

[小林由美,@IT MONOist]

 このシリーズでは、2012年3月23日に、茨城県日立市で開催されたひたち立志塾主催「ひたちより元気を発信! 〜中小企業sns活用シンポジウム〜」(SNS活用シンポジウム)内のイベントを紹介しつつ、FacebookやTwitterなどのSNSを活用する製造業の横連携や震災復興の実情について、数回に分けて記事をお届けする。

 前回は、SNS活用シンポジウムの懇親会の1イベントとして開催された「全日本製造業コマ大戦 茨城場所」のハイライトを紹介した。今回は、コマ大戦 茨城場所に出場した個性的なコマの数々を紹介していく。

「全日本 製造業コマ大戦」とは何か?:
第1回 全日本製造業コマ大戦 記事一覧

 今回、本戦に出場したチームは以下の10チーム。2012年2月に開催した横浜のコマ大戦(上記関連記事を参照)に出場したチームも幾つか見られた。対戦はトーナメント式で、iPhoneのあみだくじアプリで組み合わせを決定した。本戦前には、茨城県内の企業だけで予選を開催していた。

yk_ibasns2_iphone.jpg iPhoneで、あみだくじ
yk_ibasns2_01.jpg 実況席の様子:左からモールドテック 代表取締役 落合孝明氏(行司:審判)、ミナロ 代表取締役 緑川賢司氏、エコックス 代表取締役 椙田祐司氏、赤津工業所 取締役統括部長 赤津浩史氏(ひたち立志塾 卒業生)
yk_ibasns2_02.jpg トーナメント図

*以下、カギカッコ部はチーム名。ないものは企業名で参戦。

茨城県外チーム:8チーム

  • 五光発條(神奈川県)
  • 「SWCN 信州」(長野県)
  • 「シンコウギヤー+カキタ製作所連合」シンコウギヤートカキタ製作所(群馬県)
  • 「チームMONOist」アイティメディア(東京都)
  • 「なんかでかい人」サンアイ精機(岩手県)
  • 「心技隊 目を覚ますんだベア」ケイテックデザイン(神奈川県)
  • 「チタンクリエーター福井」(福井県)
  • 「チーム義貞 2号」両毛ものづくりネットワーク(群馬県)

 本戦の前には、茨城県内の13チームのみで予選が開催された。こちらは特に変わったコマやチーム名が目立った。

茨城県内チーム:13チーム

  • ミクロテック(本戦出場)
  • 「ドM魂」エムテック
  • 「こんばんわ奈良です」清水ノーヅル
  • アンフィニプロダクト
  • 光和精機製作所
  • 「大物ターニングの菊池精機」菊池精機
  • 「TEAM ねじ」赤津工業所
  • 「BAD COMPANY MITO」アサヒ精工と小島工具研削所
  • 今橋製作所
  • 大塚製作所(本戦出場)
  • 「寸止め倶楽部」水戸精工
  • 創和工業
  • 「平行直角屋」野上技研
yk_ibasns2_00.jpg 茨城県の企業チームの面々

今回の出場コマ・コレクション

 ここでは、本戦に出場したチームのコマを紹介する。横浜大会同様、茨城大会でも個性的なコマがそろった。なおチームMONOistのコマと、同チームと対戦した大塚製作所(茨城県水戸市)のコマについては、前回の記事をご覧いただきたい。

yk_ibasns2_000.jpg チームMONOistも参戦!(おかめの面をかぶっているのは筆者):写真提供は、当日取材していたジャーナリストの加賀谷貢樹氏

「なんかでかい人」サンアイ精機

 クロステーブルや電極プリセッタなどの装置を開発する岩手県奥州市のサンアイ精機のコマは、汎用旋盤のみで製作。外側は真ちゅう製、内側はアルミ製となっている。持ち手部はテーパー形状で、溝が切ってあり、これは空気抵抗を少しでも減らす狙いとのことだ。

yk_ibasns2_03_2.jpg サンアイ精機のコマ:コマは小さい
yk_ibasns2_03.jpg (左)ユニーク工業 専務取締役 羽廣保志氏、(右)チーム名の通り“でかい”工場長 サンアイ精機の菊地晋也氏
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright© 2014 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

エンジニア電子ブックレット