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» 2012年05月18日 11時15分 UPDATE

ESEC2012 フォトギャラリー:インテル入ってる充電スタンド? パートナー型インタフェースと会話を楽しもう (1/2)

組み込み技術の展示会「ESEC2012」で見つけた、自動車に使えそうな技術をフォトギャラリー形式で紹介する。

[朴尚洙,@IT MONOist]

 2012年5月9〜11日に東京ビッグサイトで開催された「第15回 組込みシステム開発技術展(ESEC2012)」は、組み込み機器向け技術を対象とした展示会である。カーナビゲーションシステムからエンジンのECU(電子制御ユニット)に至るまで、自動車の電子システムも組み込み機器の1種であることから、自動車関連の展示も数多く見られた(関連記事1関連記事2関連記事3)。本稿では、フォトギャラリー形式で展示をいくつか紹介しよう。


インテルブースに展示されていた富士電機の普通充電スタンド インテルブースに展示されていた、富士電機の普通充電スタンド。親機に当たる充電スタンドと子機に当たる充電スタンドは無線LANによるネットワークを構築する。充電サービスを利用する際のユーザー認証には、親機の3G通信機能を使ってクラウドと連携する。安価な子機を購入することで、充電スタンドを増設できる。インテルブースにある以上、インテル製チップが使用されているはずなのだが、その詳細は不明。
ワイヤレス充電器を搭載する電気自動車ワイヤレス充電の方法 左の写真は、ESEC2012の隣で開催されていた「第1回 ワイヤレスM2M展」で長野日本無線が展示していたワイヤレス充電器を搭載する電気自動車(EV)。ワイヤレス充電器は、長野日本無線が開発し磁界共鳴方式の技術を用いており、出力は1kWである。右の写真のように、EVの後方に設置した受電側モジュールに、200V電源を接続した送電側モジュールを搭載した台車を近づけて充電する。なお、EVには、日本無線グループの親会社である日清紡の電気二重層キャパシタが搭載されている。EVは、トヨタ車体の「コムス」をベースに東京大学が開発したもので、同大学の研究に利用されている。
サン電子の極微小静電容量型近接センサー「ZQprobe」を使ったデモンストレーションの様子 サン電子の極微小静電容量型近接センサー「ZQprobe」を使ったデモンストレーションの様子。ZQprobeは、通常数cmまでしか近接を検知できない静電容量センサーを、電極とICの両方を工夫することにより、最大80cmまでの近接を検知できる。また、指向性を持たせたり、容量成分となる水がかかっても近接の検知ができたりなど、さまざまな特徴を備えている。デモでは、ZQprobeのチラシが入った額縁の表面が、ZQprobe用の透明電極となっている。人間が額縁に近づくと、額縁の後ろにあるゲージがアップする。額縁の表側に指向性を持たせているので、額縁の後ろに回って手をかざしても反応しない。自動車での用途としては、パワーウィンドウの挟み込み防止機能や、乗員の身長に合わせて座席位置を調整するセンサーなどを想定している。
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