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» 2012年11月19日 18時48分 UPDATE

ET2012:富士通セミコンのFM3マイコンを採用した電力見える化プラグ「F-PLUG」

富士通ビー・エス・シーは、「Embedded Technology 2012/組込み総合技術展(ET2012)」において、富士通セミコンダクターのARM Coretex-M3コア搭載FM3ファミリ「MB9BF116N」の採用事例として、電力・温度・湿度・照度測定機能付きプラグ「F-PLUG」を展示した。

[八木沢篤,MONOist]
F-PLUG

 富士通ビー・エス・シーは、「Embedded Technology 2012/組込み総合技術展(ET2012)」(2012年11月14〜16日、パシフィコ横浜)において、富士通セミコンダクターのARM Coretex-M3コア搭載FM3ファミリ「MB9BF116N」の採用事例として、電力・温度・湿度・照度測定機能付きプラグ「F-PLUG」を富士通ブース内で展示した。

 コンセントにF-PLUGを挿し、F-PLUGが備える挿し込み口に電気機器のプラグを接続することで、電気使用量、電気料金、CO2排出量換算値の他、周辺温度や湿度、照度の測定が行える。コンセントに挿し込むだけで手軽に電力の見える化を実現できるのが特徴で、100V(15A)、100V(20A)、200V(20A)の3タイプがラインアップされている。

F-PLUG 富士通ブース内に展示されていた電力・温度・湿度・照度測定機能付きプラグ「F-PLUG」。左から、100V(15A)、100V(20A)、200V(20A)タイプ。「通気孔などから小さな虫などが入り、火災が発生しないように基板の配置などを工夫している」(説明員)という

 F-PLUGのメインマイコンに採用されたMB9BF116Nが、各種センサーや通信モジュールを制御。512Kバイトのフラッシュメモリを備え、40日間分の測定データをF-PLUG内に保持することができる。また、OSとして、省電力機能を持つμT-Kernel仕様準拠の「μT-REALOS」(富士通製)が搭載され、開発期間の短縮・開発効率の向上に貢献したという。

F-PLUGのモジュール構成 F-PLUGのモジュール構成

 各種センサーで測定した情報は、無線接続(Bluetooth V3.0 Class 1、2に対応)により、専用ソフトウェア「F-PLUGユーティリティ」をインストールした“富士通製”のWindows PC(対応OS:Windows 7/8)側に送られる。「F-PLUGユーティリティで管理できるF-PLUGは最大で7つ。F-PLUGユーティリティがインストールされたPCとペアリングを行い、簡単な設定(接続機器情報の入力など)を行うだけでF-PLUGの増設も可能だ」(説明員)。

デモ環境 PC、照明、送風機が接続されたデモ環境。真ん中の端末に映し出されているのがF-PLUGユーティリティの画面である

 もともと同製品は、富士通の直販サイト「WEB MART」で販売しているカスタムメイドのノートPCのオプション品として販売されているものだが、「11月下旬から12月上旬にかけて、家電量販店およびECサイトなどでも購入できるようになる」(説明員)とのことだ。実売予想価格は7000円だという。

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