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» 2013年03月04日 12時11分 UPDATE

あらゆる機器にNFCを:ゴルフナビの次期モデルに採用、DNPがNFCモジュールを開発

大日本印刷(DNP)は、デジタル機器に組み込むことが可能な「アンテナ付きNFC(Near Field Communication)モジュール」を開発。朝日ゴルフ用品が販売するゴルフナビ端末の次期モデルへの搭載を予定している。

[八木沢篤,MONOist]
アンテナ付きNFCモジュール

 大日本印刷(DNP)は2013年3月4日、小型・薄型が特徴で、デジタル機器に組み込むことが可能なISO/IEC18092規格準拠の「アンテナ付きNFC(Near Field Communication)モジュール」を開発したと発表した。同年5月に評価用サンプルを出荷、6月に販売を開始する。販売単価は2000円(税別)から。今後3年間で2億円の売り上げを目指すとしている。

 近年、NFCを活用した機器間のデータ連携に注目が集まっている。例えば、NFCを搭載したスマートフォンとデジタルヘルスケア機器の組み合わせであれば、日々の健康データを無線通信でスマートフォン側に送り、手軽にスマホアプリで管理できる。あるいは、スマホアプリで生活家電の設定を行い、その設定情報を生活家電側に送り・セットすることも可能である。今回開発したアンテナ付きNFCモジュールは、こうしたNFCの用途拡大および新しいサービスの可能性に応えるための製品である。既に、朝日ゴルフ用品が販売するゴルフナビ端末の次期モデルへの搭載が予定されている。

アンテナ付きNFCモジュール アンテナ付きNFCモジュール

 30×50×2.2mmとコンパクトサイズで、NFCの基本機能であるデータ蓄積、非接触ICカード機能、R/W(リーダー/ライター)機能、P2P機能などを有する。組み込み先の機器との通信インタフェースはUARTおよびI2Cのいずれかから選択可能である。NFCモジュールのアンテナ部分の裏側には、磁性体シートを配置しており、通信性能が組み込み先の機器の環境に左右されにくい設計となっている。なお、本製品をベースにしたカスタマイズも行っており、組み込み先の機器の仕様や利用環境に合わせて通信性能を最適化したり、機能を追加したりすることもできるという。

準拠規格 ISO/IEC18092
サイズ 30×50×2.2mm
ホストI/F UART、I2Cのいずれか
読み取り可能な媒体 ISO/IEC14443 TypeA・TypeB、JIS X 6319-4(FeliCa)、ISO/IEC15693、ISO/IEC18092に準拠
通信速度 106kbps、212kbps、424kbps
表1 アンテナ付きNFCモジュールの概要

アンテナ付きNFCモジュールの外観 アンテナ付きNFCモジュールの外観

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