いつやるか？ 今でしょ！ 「春のおばかモノづくり祭」：オラに「いいね！」を分けてくれ（4/4 ページ）

この色だからこそ、やっておきたい

　プロノハーツからの作品が、もう1つだけありました。やはりこの企画には、例の物体の存在が欠かせません。

　チョコレート3次元プリンタで造形した“物体X”です。

あれです

　「造形の原理上、逆テーパ形状に弱いようです……」とプロノハーツの早稲田治慶さんが悔しそうに述べていました。ただ、物体Xのリアル感はかえって増しています。造形としては失敗なのかもしれませんが、再現については成功だといえそうです。

　依頼者はスワニー橋爪さんということでした（「どうしても見たい！ お願い、作って」と懇願されたらしい）。まあ、この色ですから、やってみたくなる気持ちは分からなくもありません。その後、それを誰が食べたのかは、教えてくださいませんでした。

束縛愛

　デザイン・フェスタでもおなじみ「ねじ工房」（浅井製作所）から、パンキッシュなアクセサリーの新作です。

束縛愛

　テーマは「束縛愛」。「一度捕まえた獲物は逃さない」という、そんなあなたのための指輪。少し浮気性なパートナーにプレゼントしてみましょう。ちょっとした武器にもなりますので、裏切ったパートナーに制裁を加えたいときなどにもよさそうですね。護身用としてもいかがでしょう。

板金マンで、締めましょう

　最後に、横浜の手作り板金屋さん 海内工業の現場にある廃材置き場から生まれた「板金マン」の紹介です。

「ハッハッハ。ワタスが、板金マンだー」

「ケンカはやめてー」

　彼らは何と、夜な夜な動くそうです。そういうわけで、板金マンによるファンタジックなプロモーションビデオをお楽しみください。

　「この動画を作るのが一番大変でした」（海内工業 湊研太郎さん）。お疲れさまでした。

　「板金マン」の語呂って、「バイキンマン」に似ていませんか？ そういうわけで、読者の皆さん、バイバイキンです。また来年も「おばかモノづくり祭」（あるなら）をどうぞよろしくお願い申し上げます。