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» 2013年04月05日 11時20分 UPDATE

エレメカ融合的なデザイン?:本物のプリント基板を使ったiPhoneケースを販売

プリント基板メーカーのシーネックス電子が本物のプリント基板を使ったiPhoneケース「kiban-deco」を販売。

[小林由美,MONOist]

 プリント基板の製造・販売を行うシーネックス電子は、プリント基板を利用したiPhone 5用ケース「kiban-deco」を販売している。ケースにあしらわれたプリント基板は本物。ただし基板は安全面を考慮して透明ケースの内側に格納されている。

 基板表面にはアクリルシリコンをコーティングし、金メッキ部やレジストインクにユーザーの手が触れないように配慮している。なお、このような処理は、通常の電子基板製作においては施されない。

yk_iphonecase_01.jpg kiban-deco:プリント基板は透明ケースの内側になる

 電子基板は取り外して、自分の好きな写真を入れることが可能だ。

yk_iphonecase_02.jpg 基板を抜いて、換わりに透明のスペーサを入れる

 この製品は同社の運営するプリント基板通販サイト「基板屋シーネックス」で購入できる。

製品一覧

  • 「kiban-deco(緑)」4600円
  • 「kiban-deco(青)」4600円
  • 「kiban-deco(赤)」4600円
  • 「廉価版タイプ」1800円:着せ替えのみ可能

 企画のきっかけは、同社飯田雅信社長の「ふとした思い付き」だったとのこと。「プリント基板は見た目も美しいので、それを表に出してみたらよさそう」と思ったそうだ。

 同社の本業はプリント基板製作なので、樹脂の筐体を作ったことはなかった。初めての試みが多かった故に乗り越えるべき課題が多く、企画から販売開始までは1年以上かかった。筐体の生産は外部に委託。この製品はロット当たり数千台程度の、いわゆる「小ロット製品」だ。通常の射出成型メーカーでは対応が難しく、対応してくれるメーカーを探すのに一苦労だったという。


併せて使ってみたい……

 以前、MONOistでも紹介した基板設計会社のケイ・ピー・ディのアクセサリー「Healing Leaf」(記事末の関連記事参照)も、「本物のプリント基板を使う」というコンセプトが同じ。上のケースとセットで使ってみたい。

yk_enmono23_04.png Healing Leaf

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