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» 2013年07月16日 19時30分 UPDATE

競技終了後の回収作業が不要に:ランナーの手間を省力化、使い捨てOKなRFIDタグ一体型ゼッケン登場!!

センサーネットワークシステムの企画・開発などを手掛けるプロビデントは、UHF帯RFIDタグ(パッシブ型)を組み込んだ一体型のナンバーカード「アスリートアタッチ AA55」を2013年8月1日より販売すると発表した。

[八木沢篤,MONOist]
アスリートアタッチ AA55

 センサーネットワークシステムの企画・開発などを手掛けるプロビデントは2013年7月16日、UHF帯RFIDタグ(パッシブ型)を組み込んだ一体型のナンバーカード「アスリートアタッチ AA55」を同年8月1日より販売すると発表した。RFIDタグが組み込まれたアスリートアタッチ AA55をアスリートが装着し、RFIDリーダシステムと一緒に利用することで、走行タイムを計測できる。

 従来用いられてきたナンバーカード用のRFIDタグは、高価なアクティブ型のRFIDタグが主流であり、タグの再利用が求められてきた。そのため、競技終了後にタグの回収作業が発生し、アスリートにとっても競技主催者にとっても大きな負担となっていた(当日の回収忘れ・競技不参加のアスリートは後日郵送で返却するケースもある)。また、レース前にRFIDタグを靴ひもやタスキなどに取り付ける手間の掛かる作業が発生していた。

 これに対し、アスリートアタッチ AA55は、安価で軽量な不織布製を採用することで、使い捨てを可能にし、従来のようなタグ回収作業を不要とした。また、ナンバーカードは、単純な構造を採用しながらも、一定の強度と耐水性を確保。ナンバーカード下部にミシン目(折線)とスリット(切り込み)が入っており、アスリート自身がワンタッチでRFIDタグを装着でき、取り付け・取り外しの手間が軽減されるといった特徴を備える(会場に到着後、ナンバーカード裏に張り付けられているタグの実装部をナンバーカードのスリットに挿入するだけ)。他にも、全てのアスリートのナンバーカード(胸)部分にタグが装着されることになるため、トルソー(胴体)計測が可能になるといった利点もある。

アスリートアタッチ AA55の表面裏面 (左)アスリートアタッチ AA55の表面/(右)裏面

装着イメージ正面装着イメージ下部 (左)装着イメージ正面/(右)装着イメージ下部

 競技主催者は、タグ回収作業および回収不可時の費用徴収作業から解放されるだけでなく、タグおよびナンバーカードコストの低減や運用面の効率化などが図れるという。

項目 仕様
インレット Impinj Monza 5
対応規格(準拠) −EPCglobal Gen2(V1.2.0)
−ISO/IEC 18000-6TypeC
対応周波数 840〜960MHz
通信距離 〜5m(ゼッケン張り付け時/使用環境により異なる)
サイズ ナンバーカード部:240×200mm
RFIDタグ部:100×40mm
基材 不織布
表1 アスリートアタッチ AA55の製品仕様

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