直流電流値を記録できる「クランプ一体型電力ロガー」をオムロンが発売FAニュース

クランプを電源線に取り付け、REC/STOPキーを操作するだけで直流電流値を計測・記録できる。

» 2013年08月06日 08時30分 公開
[MONOist]
クランプ一体型電力ロガー

 オムロンは2013年8月1日、直流電流値を簡単に計測・記録できる「クランプ一体型電力ロガー」を発売した。標準価格は3万9800円(税別)である。

 クランプを電源線に取り付け、REC/STOPキーを操作するだけで直流電流値を計測・記録できる。計測値は、本体のLCDに表示される。USB接続でPCに取り込み、付属の無料ソフトウェアで分析することも可能だ。


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 サイズは146×30×20mmで重さ約300gと小型の本体に、クランプ、バッテリー、メモリ、表示器を搭載する。周辺機器なしで本体のみで計測でき、持ち運びが容易。バッテリー持続時間は1秒間隔の記録、周囲温度23℃で約6日間。記録間隔は、0.5秒/1秒/2秒/5秒/10秒/20秒/30秒/1分から選択することが可能だ。

photo 付属の分析ソフト

 オムロンは、交流の電力を計測できる簡易電力ロガーを既に提供中。今回の製品で直流の電力ロガーを追加する。蓄電池やEV用急速充電器、太陽光発電システムなどで直流の機器を使用する機会が増えているため、バッテリーの充放電電流の変化の計測・記録、太陽光発電システムの設置時の稼働確認といった用途があると見込んでいる。

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