リコー、FAカメラの画像処理用手動絞りレンズ6機種を発売FAニュース

画像計測・認識の障害になるディストーションの大幅な低減や、新開発の光学設計により、至近距離を同社製品比最大0.6m短縮させた。

» 2013年09月27日 14時53分 公開
[MONOist]
リコー

 リコーは2013年9月25日、2メガピクセル対応の画像処理用手動絞りレンズ「RICOH FLシリーズ」6機種(FL-CC0614A-2M、FL-CC0814A-2M、FL-CC1214A-2M、FL-CC1614A-2M、FL-CC2514A-2M、FL-CC5024A-2M)を同年10月初旬から11月中旬にかけて発売すると発表した。

 新製品は、2012年に発売したFAカメラに対応するもので、画像計測/認識で問題となるディストーション(歪曲収差)を大幅に低減した(TVディストーション値0.02〜0.6%以下)。また、新開発した光学設計により、至近距離を最大0.6m(同社製品比)短縮させた。ウェハや電子基板など精密加工品の検査に適しているという。対応画素数は200万画素、画面サイズは2/3型。価格は全機種ともオープン。

FL-CC0814A-2M FL-CC0814A-2M

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