エンベデッドとクラウドの融合による、M2Mサービスソリューションを提案――コアET2013 開催直前情報

2013年11月20〜22日の3日間、パシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2013/組込み総合技術展」において、組み込みシステム開発を中心としたエンベデッドソリューションなどを手掛けるコアは、M2Mサービスの立ち上げを支援するソリューションや各種プラットフォーム製品などを訴求する。

» 2013年11月15日 09時30分 公開
[MONOist]
コア

 2013年11月20〜22日の3日間、パシフィコ横浜で組み込み関連の最先端テクノロジーや基盤技術が多数集結する「Embedded Technology 2013/組込み総合技術展(以下、ET2013)」が開催される。

 ET2013の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ET2013の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。

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 さて本稿では、2013年でグループ創立40周年を迎えたコアの展示について紹介する。組み込みシステム開発を中心としたエンベデッドソリューションなどを手掛けるコアは、2013年10月に都市型新データセンターを開設し、ビッグデータに対応するM2M(Machine to Machine)のクラウドビジネスを加速させようと注力している。今回のET2013では、M2M、GNSSなどの新市場の創造に向け、組み込みとクラウドの融合による新しいトータルサービスを紹介するという。

>>3メディア合同「ET2013特集」

テーマは「何でもつなげてStart! M2M」

 ET2013において、コアは「何でもつなげてStart! M2M」をテーマに掲げ、M2Mサービスソリューションの事例紹介をメインに据える。具体的には、M2Mとクラウドの可能性・実用性を体感できる「クラウド体感ゾーン」、構成しているデバイスなどを見せる「要素技術ゾーン」、M2Mサービスの「提案ゾーン」など、幾つかのゾーンに分けて各種ソリューションを披露するとのこと。

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 中でも、M2Mソリューションの普及を促進するための取り組みとして、同社の豊富なセンサーバリエーションに加え、さまざまなデータをクラウドで簡単に管理できる、お試しタイプのM2Mスタートアッププラン(お試しクラウドキット)を訴求。同社のM2Mサービススイートである「ReviveTally」に、各種センサーで取得したデータを、Ethernet/3G/Wi-SUN/Wi-Fi(選択可能)などを経由して送信し、クラウド上に収集して、Webアプリケーションで見える化することができるキットだ。他にもより具体的な事例として、農業クラウドやヘルスケアソリューションのデモなども紹介するという。

 また、コアは開発期間の短縮や、開発費の削減などを求められる現状に対応する組み込みプラットフォームソリューションとして、CPUやデバイスドライバ、RTOS、ミドルウェアを融合した「ASURAシリーズ」を紹介。今後は無線通信技術やクラウドサービス、高度なHMIソリューションなど、特長のあるプラットフォームのロードマップを企画しているとのこと。その他、高精度GNSSソリューションやスマートフォン関連、計測制御向けコンパクトパネルデモなどが予定されている。



 「ET2013の主催者である組込みシステム技術協会(JASA)が掲げる展示会テーマは『Be Connected with ET』です。近年IT業界で注目されてきたM2M。そして、ビッグデータ時代の到来とともにM2Mのクラウドビジネスモデルの確立が急務となっています。われわれコアは、実用化に向けた具体的な取り組みとして、エンベデッドとクラウドの融合による新たなサービスを提案いたします。M2Mへの取り組みで課題を抱えている方は、ぜひ当社ブースまでお越しください」(同社)。

Embedded Technology 2013/組込み総合技術展(ET2013)

会期 2013年11月20日(水)〜22日(金)
時間 10:00〜17:00(21日(木)のみ18:00終了)
会場 パシフィコ横浜
コア・ブースNo. C-02


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