山洋電機、EtherCATインタフェース搭載ACサーボアンプ新製品を発表FAニュース

高性能ACサーボアンプ「SANMOTION R」ADVANCED MODELのEtherCATインタフェース搭載モデルに新製品を発表。入力電圧AC200VモデルとAC100Vモデルの機能・性能向上、および新たにDC48Vモデルを追加した。

» 2013年11月18日 07時30分 公開
[MONOist]

 山洋電機は2013年11月6日、ACサーボアンプ「SANMOTION R」ADVANCED MODELの、EtherCATインタフェースを搭載したモデルに新製品を追加したと発表した。入力電圧AC200VモデルとAC100Vモデルにおいて機能・性能を向上させ、新たにDC48Vモデルを追加した。新モデルの発売は2013年12月2日の予定。

 新しいモデルでは、EtherCATの通信周期を従来モデルの0.50msから0.125msへと4倍に高速化。これにより位置指令が細分化され、装置の動作がよりスムーズになる。

 また、EtherCAT自身の指令同期機能に加え、専用回線による独自通信での位置フィードバック同期機能を搭載。ワークガイドを2本で構成し平行に駆動させるガントリシステムの制御性が向上する。さらに、位置決め運転における台形軌道生成に加え、加速・減速度を変化させるジャークプロファイル機能も追加。加速・減速・停止時の振動を低減できる。

 主にチップマウンタなど小型・省スペースが要求される装置や、半導体製造装置、工作機械などでの使用を想定している。

photo ACサーボアンプ 「SANMOTION R」 ADVANCED MODEL

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