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» 2013年11月20日 21時00分 UPDATE

東京モーターショー2013:スバルの「LEVORG」は新開発1.6l直噴ターボを採用、フルタンクから1000km走れる

富士重工業は、「第43回東京モーターショー2013」において、日本市場向けに新たに開発したスポーツツアラー「LEVORG(レヴォーグ)」を発表した。新開発の排気量1.6l(リットル)水平対抗直噴ターボエンジンを搭載するモデルは、ガソリン満タンの状態から高速道路を時速100kmで定速走行すれば1000km走行できるという。

[朴尚洙,MONOist]
「東京モーターショー2013」で世界初披露された「LEVORG」と富士重工業の吉永泰之氏

 富士重工業は、「第43回東京モーターショー2013」(2013年11月20日〜12月1日、東京ビッグサイト)のプレスカンファレンスにおいて、日本市場向けに新たに開発したスポーツツアラー「LEVORG(レヴォーグ)」を発表した。新開発の排気量1.6l(リットル)水平対抗直噴ターボエンジンを搭載するモデルは、JC08モード燃費で17.4km/lを達成しており、ガソリン満タンの状態から高速道路を時速100kmで定速走行すれば1000km走行できるという。排気量2.0lの水平対抗直噴ターボエンジン搭載モデルとともに、2014年春に発売する。同年1月4日から先行予約を始める予定だ。

「東京モーターショー2013」で世界初披露された「LEVORG」と富士重工業の吉永泰之氏 「東京モーターショー2013」で世界初披露された「LEVORG」と富士重工業の吉永泰之氏(クリックで拡大)

 同社社長の吉永泰之氏は、「『日本のお客様に新たなクルマを提案したい』という考えのもと開発したのがこのレヴォーグ。世界で最も厳しい日本の自動車市場の中でも、より厳しい目を持つスバルユーザーに満足してもらえるように全ての技術を注ぎ込んだ」と語る。

 レヴォーグの商品コンセプトは「革新スポーツツアラー」である。走る楽しさを追求する「スポーツパフォーマンス」と、高い機能性を持ちながら長距離を気持よく快適に走れる「ツーリングパフォーマンス」という、「スポーツ」と「ツーリング」の2つを融合し、クルマに求められる様々な価値を両立することで、革新を生み出す「革新スポーツツアラー」を目指し開発された。

sp_131120tms_fhi_02.jpgsp_131120tms_fhi_03.jpgsp_131120tms_fhi_04.jpg 白煙とともに初披露された「LEVORG」。加振テーブル上に据え付けられており、上下前後左右に傾けるダイナミックな動きを見せた(クリックで拡大)

「EyeSight(ver.3)」を標準装備

 エンジンは、先述した排気量1.6lと2.0lの水平対抗直噴ターボエンジンだけをラインアップしており、自然吸気エンジンは用意していない。それぞれのエンジンに、標準グレードと専用装備を持つ上級グレードがあり、合計4グレードとなっている。そして、全てのグレードに、2013年10月に発表した運転支援システム「EyeSight(アイサイト)」の次世代システムを標準装備している(関連記事:次世代「アイサイト」は赤信号を認識できる、速度差50kmでも衝突回避が可能に)。

 これまでは次世代アイサイトと呼ばれていたが、正式名称が「EyeSight(ver.3)」であることも明かされた。

「レガシィツーリングワゴン」より一回り小さい

 富士重工業は2013年末までに「レガシィ」のツーリングワゴンモデルの販売を取りやめる方針を示している。レヴォーグは、このレガシィツーリングワゴンの後継モデルと言われている。

 レガシィツーリングワゴンは、全長4790×全幅1780×全高1535mmで、ホイールベースが2750mm。一方、レヴォーグの外形寸法は全長4690×全幅1780×全高1485mm、ホイールベースが2650mmと、レガシィツーリングワゴンより一回り小さい。

 車両重量についても、同じ排気量2.0lの水平対抗直噴ターボエンジンモデルで比較すると、レガシィツーリングワゴンが1875kgあるのに対して、レヴォーグは1570kgと約300kgも軽い。

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