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» 2013年12月05日 11時39分 UPDATE

組み込み開発ニュース:Arduino互換開発ボード「Linduino One」を販売、リニアテクノロジー

リニアテクノロジーは、同社IC用ファームウェアライブラリおよびソースコードを開発、供給するためのArduino互換プラットフォーム「Linduino One」開発ツールの販売開始を発表した。

[八木沢篤,MONOist]
Linduino One

 リニアテクノロジーは2013年12月3日(米国時間)、同社のSPI(Serial Peripheral Interface)/I2C互換集積回路向けのファームウェアライブラリおよびソースコードを開発、供給するためのArduino互換プラットフォーム「Linduino One」開発ツールの販売開始を発表した。

 ボード単体(DC2026A)での提供に加え、デュアル16ビットI2C D/Aコンバータ「LTC2607」と20ビットSPI A/Dコンバータ「LTC2422」のデモボードである「DC934A」とのセット品(DC2026A-KIT)が用意されている。販売参考価格はDC2026Aが75米ドルから、DC2026A-KITは125米ドルからとなる。同社Webサイトの他、Digi-Key、Newark、Farnell、Element14の販売代理店から購入可能だ。

Arduino互換プラットフォーム「Linduino One」 Arduino互換プラットフォーム「Linduino One」

 Linduino Oneは、Atmelの8ビットマイコン「ATmega328」を搭載。Arduino UNOとの互換性を保持し、Arduino用のシールドも利用できる。さらに、14ピンの「QuikEval」コネクタを設けることで、100種類ほどある同社の各種製品用の追加基板(ドーターボード)との接続を可能にした。この他、絶縁型電源付きUSBトランシーバ「LTM2884」により、ホストPCから電気的に絶縁され、高電圧アプリケーションにおいて安全性を考慮した測定ができ、A/DコンバータやD/Aコンバータのアプリケーションにおいてグランドループを遮断するという。

基板レイアウト図 「Linduino One」の基板レイアウト図

 開発環境はArduino IDEが利用できる。個々のデバイスのファームウェアライブラリはC言語で記述されており、最小限の手間で、さまざまなプロセッサやマイコン環境に移植できるよう設計されているという。また、各ライブラリはLinduino Oneにアップロードできるデモプログラムを備えているので、回路とソフトウェアの検証が容易に行えるとのことだ。


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