日立ソリューションズ東日本、在庫可視化ソフト新版で需給調整機能を強化製造ITニュース

SynCAS PSI Visualizer Ver.3.0では、需給調整業務の効率化につながる機能を強化。従来の時系列グラフ表示に加えて、在庫の計画値・実績値・回転率などの評価指標をXY軸に取った散布図表示を可能にした。

» 2014年02月10日 10時49分 公開
[MONOist]

 日立ソリューションズ東日本は2014年2月6日、生販在調整・在庫可視化ソリューション「SynCAS PSI Visualizer Ver.3.0」の提供を開始したと発表した。

 SynCAS PSI Visualizerは、PSI(生産・販売・在庫)情報を可視化するシステム。今回のVer.3.0では、需給調整業務の効率化につながる機能を強化。従来の時系列グラフ表示に加えて、在庫の計画値・実績値・回転率などの評価指標をXY軸に取った散布図表示を可能にした。品目/カテゴリーの分布を一目で確認できるようにしたことで、需給バランスが不適切な品目の絞り込みが容易になったとしている。

 さらに散布図上からは、ユーザーが設定した管理区分を使って、需給バランスが不適切な品目/カテゴリーを分類分けすることもできる。散布図上で選択した商品について、過去からの評価軸での変化を表示する変動分析の機能も備えている。

 同社が提供する生産計画システム「SynPIX」などの生産計画系ソリューションとも連携して販売を進めていく考え。販売計画としては、今後3年間で6億円を見込んでいる。

散布図表示 サンプル画面 散布図表示 サンプル画面

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