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» 2014年02月18日 09時00分 UPDATE

エコカー技術:シトロエン「C3」がエンジンを3気筒にダウンサイジング、燃費は19km/lに

プジョー・シトロエン・ジャポンは、シトロエンブランドの5ドアハッチバックタイプの小型車「C3」に、新開発のパワートレインを搭載したモデルを追加する。排気量1.2l(リットル)の3気筒ガソリンエンジン「EB2」を採用するなどして、JC08モード燃費を19.0km/lに向上している。

[朴尚洙,MONOist]
5ドアハッチバックタイプの「C3」の外観

 プジョー・シトロエン・ジャポンは2014年2月17日、シトロエンブランドの5ドアハッチバックタイプの小型車「C3」に、新開発のパワートレインを搭載したモデルを追加すると発表した。排気量1.2l(リットル)の3気筒ガソリンエンジン「EB2」を採用するなどして、JC08モード燃費を19.0km/lに向上している。新モデルの税込み価格は、C3のベースグレード「C3 Seduction」で203万円、上位グレード「C3 Exclusive」で233万円。

 併せて、3ドアハッチバックタイプの小型車「DS3 Chic」にも同じ新開発のパワートレインを搭載する新モデルを追加した。JC08モード燃費は18.6km/lである。

sp_140218psa_01.jpgsp_140218psa_02.jpg 5ドアハッチバックタイプの「C3」(左)と3ドアハッチバックタイプの「DS3 Chic」の外観(クリックで拡大) 出典:プジョー・シトロエン・ジャポン

4気筒エンジンモデルと比べて燃費を57%改善

 新開発のパワートレインは3つの技術要素から構成されている。1つ目は、排気量1.2lの3気筒ガソリンエンジン「EB2」である。EB2は、PSA Peugeot Citroenグループ(PSA)がBセグメントの小型車に搭載する次世代エンジンとして開発したもので、最高出力は60kW(5750rpm)、最大トルクは118Nm(2750rpm)を達成。摩擦損失を約30%低減するとともに、燃焼効率を最適化するための可変バルブタイミング機構(VVT)や、エンジンオイルの作動圧を最適化する容量可変式オイルポンプなどを搭載している。重量は、PSAの既存の排気量1.4lエンジンと比べて約20%軽量化されており、サイズも小さくなっている。

sp_140218psa_03.jpgsp_140218psa_04.jpg 「C3」の次世代エンジン「EB5」の外観(左)と出力トルク曲線(クリックで拡大) 出典:プジョー・シトロエン・ジャポン

 2つ目は、軽量かつコンパクトな5段変速の自動変速機「ETG5」だ。シフトノブを使うオートマチックモードと、ステアリング部にあるパドルシフトを使うマニュアルモードを選択できる。3つ目は、日本の自動車メーカーの車両が広く装備するようになっているアイドルストップシステムの採用である。

 新開発のパワートレインを搭載するモデルは、排気量1.6lエンジンと4段変速の自動変速機を搭載する従来モデルよりも70kg軽量化されている。C3のJC08モード燃費は、従来モデルの12.1km/lから57%向上し19.0km/lとなった。DS3 Chicも、従来モデルの12.5km/lから49%向上し18.6km/lとなっている。

 またC3のベースグレードの税込み価格は、従来モデルのベースグレードと比べて7万円安価になっている。

 なお、これらの新開発パワートレインは、プジョーブランドの5ドアハッチバックタイプの小型車「208」に採用された「PureTech」と同じものだ。208のPureTech搭載モデルのJC08モード燃費は19.4km/lである。

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