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» 2014年03月19日 12時55分 UPDATE

ゲーム体験がさらに進化:SCE、PS4向けバーチャルリアリティーシステム「Project Morpheus」を試作

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、家庭用据え置き型ゲーム機「PlayStation 4」向けのバーチャルリアリティーシステム「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」を試作開発したと発表した。バイザースタイルのヘッドマウントユニットを頭部に装着することで、臨場感のある3D仮想空間を体験できる。

[八木沢篤,MONOist]
Project Morpheus

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2014年3月19日、家庭用据え置き型ゲーム機「PlayStation 4(プレイステーション4)」向けのバーチャルリアリティーシステム「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」を試作開発したと発表した。

 バイザースタイルのヘッドマウントユニットを頭部に装着して、対応ゲームを開始すると、ユニットに内蔵された加速度センサーとジャイロセンサー、そして、「PlayStation Camera」がプレーヤーの頭部の動きや位置を正確に捉え、手元のコントローラーで操作することなく、眼前に広がる3D空間(仮想世界)を体験できる。モーションコントローラ「PlayStation Move」を用いれば、プレーヤーの手と剣などの武器を再現でき、それらを自在に動かしながら戦うといったアクション要素を実現できる。

 さらに、3Dオーディオ技術が採用されており、前後左右からの音に加えて、上空を旋回するヘリコプターの飛行音や階段を上ってくる足音など、上下からの音もプレーヤーの頭部の動きに併せてリアルタイムに変化。臨場感のあるゲームを楽しむことができる。

「PlayStation 4(プレイステーション4)」向けバーチャルリアリティーシステム「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」 「PlayStation 4(プレイステーション4)」向けバーチャルリアリティーシステム「Project Morpheus(プロジェクト モーフィアス)」の試作機(出典:ソニー・コンピュータエンタテインメント)

 現在、Project Morpheusは製品化に向けて開発が進められている。また、対応ゲームを開発するための専用SDKの整備も行われており、準備が出来次第配布する計画だという。

 Project Morpheus(試作機)の主な仕様は以下の通りだ。

構成 プロセッサーユニット、ヘッドマウントユニット
ディスプレイ方式 LCD
ディスプレイサイズ 5インチ
ディスプレイ解像度 1920×RGB×1080(左右の目それぞれに、960×RGB×1080の映像を表示)
水平視野角 90度
搭載センサー 加速度センサー、ジャイロセンサー
接続I/F HDMI+USB
機能 3Dオーディオ、ソーシャルスクリーン
「Project Morpheus」試作機の主な仕様(※変更の可能性あり)

 なお、同社は、米国サンフランシスコで開催される「Games Developers Conference 2014」(会期:2014年3月19〜21日)のソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカのブースにて、Project Morpheusを参考展示する。

 ブースでは、多人数参加型のドッグファイトシューティング「EVE: Valkyrie」(開発元:CCP)や、ステルスアクションを用い、その独特な世界観を探索することができる「Thief」(開発元:スクウェア・エニックス)の他、仮想空間内でPlayStation Moveを使いさまざまなインタラクションが楽しめる「The Castle」(開発元:SCE)やシャークケージから海の中の様子を見渡すことができる「“The Deep”」(開発元:SCE)のデモを見ることができるという。

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