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» 2014年04月02日 17時55分 UPDATE

車載情報機器:「86」のサーキット走行データを「グランツーリスモ6」で再現、トヨタが発売

トヨタ自動車は、スポーツカー「86」のオプション装備として、サーキットで取得した走行データをUSBメモリーに転送する「スポーツドライブロガー」を発売する。このUSBメモリーを使えば、PlayStation 3専用ソフト「グランツーリスモ6」で自分の走行を再現できる。プロドライバーの走行と比較して、運転テクニックを磨くことも可能だ。

[MONOist]
「グランツーリスモ6」の「GPSビジュアライザー」の画面

 トヨタ自動車は、スポーツカー「86」のオプション装備として、サーキットで取得した走行データをUSBメモリに転送する「スポーツドライブロガー」を発売すると発表した。まず、子会社のトヨタテクノクラフトを通じて2014年4月2日から先行販売を開始。同年6月2日からは、トヨタディーラーを通じて全国販売を始める。税込み価格は9万1800円を予定している(取り付けなどの諸費用は含まず)。


「スポーツドライブロガー」の作動スイッチ 「スポーツドライブロガー」の作動スイッチ(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車

 スポーツドライブロガーは、専用GPSによる位置情報と、CANを通じて得た車両制御信号を内部メモリに記憶するオプション装備である。この内部メモリのデータは、一般的なUSBメモリに転送できる。取得データには、位置情報の他、アクセルペダルストローク、ステアリング舵角、ブレーキ操作信号、シフト操作信号、エンジン回転数、車速などの走行データが含まれており、対応アプリケーションで利用できるという。

 対応アプリケーションの第1弾は、ゲーム機「PlayStation 3」の専用ソフト「グランツーリスモ6」になる。4月7日のソフトウェアアップデート(ver1.06)をインストールした後に使用できる「GPSビジュアライザー」の機能を使って、USBメモリからデータを転送すれば、サーキットで実際に走行したデータを画面上に再現できる。

sp_140402toyota_02.jpgsp_140402toyota_03.jpg 「グランツーリスモ6」の「GPSビジュアライザー」の画面(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車
「グランツーリスモ6」の「データロガー」の画面 「グランツーリスモ6」の「データロガー」の画面(クリックで拡大) 出典:トヨタ自動車

 現時点で対応可能なサーキットは、富士スピードウェイの国際レーシングコース、筑波サーキットのコース2000、鈴鹿サーキットの国際レーシングコースの3コース。今後順次拡大する予定。

 グランツーリスモ6のGPSビジュアライザーは、実際の走行データに基づいて走行シーンをゲーム画面上に再現できる他、再現した走行データとゲーム上で対戦することも可能。さらに、同ゲーム内の「データロガー」機能と組み合わせることにより、プロドライバーの走行データと自分の走行データを入力/比較し、サーキットでのライン取り、ブレーキやアクセルの踏み込みタイミングといった運転テクニックをゲーム上で学習するといった活用も可能だという。

 なお、今回のスポーツドライブロガーは、トヨタ自動車とデンソーは2012年9月に発表した「CAN-Gateway ECU」がベースになっている(関連記事:「86」のサーキット実走行データを取得、PS3の「グランツーリスモ5」上で再現)。

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