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» 2014年04月14日 10時00分 UPDATE

ESEC2014 開催直前情報:「The Internet of Things starts here.」――インテルが描くIoTの世界とは

“End to end”のIoT(Internet of Things)プラットフォームを訴求するインテル。「第17回 組込みシステム開発技術展(ESEC2014)」では、インテルが描くIoTの世界を、デバイス、ソフトウェア、サービスといったカテゴリーごとに紹介するとともに、間もなく登場する新製品なども披露する。

[八木沢篤,MONOist]
インテル

 2014年5月14〜16日の3日間、組み込みシステム開発に必要なハードウェア/ソフトウェア/コンポーネントから開発環境までが一堂に集結する「第17回 組込みシステム開発技術展(以下、ESEC2014)」が開催される。

 ESEC2014の開催に先立ち、アイティメディアが運営する組み込み/エレクトロニクス関連メディア「MONOist」「EE Times Japan」「EDN Japan」では、ESEC2014の特設ページをオープンし、来場予定者や来場検討されている方々に向け、注目企業の見どころ情報を開催直前までお届けしていく。また、会期中・会期後も速報やリポート記事を多数掲載する予定なので期待してほしい。

 さて、今回紹介するのは、エッジデバイスからデータセンターまで、クラウドのあらゆる局面でアナリティクスを可能にする“End to end”のIoT(Internet of Things:モノのインターネット)プラットフォームを提供するインテルの出展内容だ。

インテルのブース ESEC2014におけるインテルブースの外観イメージ

 インテルは、近年、エッジデバイスのインテリジェント化、システムオブシステムズを実現するネットワーク、APIやHadoopを含めたデータセンターソリューションの3つの分野をIoTの重点分野として注力している。ESEC2014では、どのような展示デモを披露してくれるのであろうか。

>>3メディア合同「ESEC2014 特集」

テーマは「The Internet of Things starts here.」

 ESEC2014において、インテルは「The Internet of Things starts here.」をメインテーマに掲げる。前回のESEC2013では、「Connect, Manage, Secure」のメッセージの下、組み込み機器をネットワークに接続する際のポイントについて訴求していた(関連記事1)。これに対し、今回のESEC2014では、そもそも「IoTとは何か?」「なぜIoTがビジネスを変革させるのか?」「その構成要素とは?」など、インテルが描くIoTの世界を、デバイス、ソフトウェア、サービスといったカテゴリーごとに紹介。これに併せて、発売間近の新製品なども披露するという。

 ここではその一例を紹介しよう。まず挙げられるのが「IoTゲートウェイ」だ。2020年には、約500億台ものデバイスがネットワークにつながるといわれているが、「そのうちの約85%は既存のレガシーデバイスが占める」(同社)という。ESEC2014においてインテルは、これらのデバイスをネットワークに接続し、分散アナリティクスを可能にするIoTゲートウェイ製品(2014年夏に発売予定)を披露する。

 もう1つ注目なのが「ワークロード・コンソリデーション・プラットフォーム」だ(関連記事2)。これは、マルチコアCPUと仮想化技術を使い、従来、複数の機器/機能で実現していたものを、1つのプラットフォームに集約するものである。これにより、システム機器のフットプリントの小規模化やシステム統合による複雑化の解消などに役立てることが可能だ。「リアルタイムOSやLinux、Windowsといった複数のOSを組み合わせて利用でき、複雑化するIoTエッジデバイスの開発を容易にし、高機能化と運用コストの低減、信頼性の向上に貢献できる」(同社)という。

インテルのブース

 ESEC2014への出展に関して、インテルは「IoTは単なる技術トレンドではなく、さまざまな分野で、明らかな投資対効果を示す事例が続々と登場している。ESECは、組み込み機器・技術が中心の展示会だが、IoTの視点からは併設するクラウドコンピューティングEXPOやデータセンター構築運用展、情報セキュリティEXPOなどとの関連性も非常に高い。インテルのブースにお越しの際は、ぜひEnd to endの視点を意識しながら展示デモをご覧いただきたい。そして、ビジネスをIoTで変えていくアイデアやヒントを感じ取ってほしい」と述べる。



 End to endのIoTプラットフォームの展開を強化するインテルは、今後、各業界の主要なプレーヤーと連携し、先進的な事例にも取り組んでいくという。「特に、工場の進化については、インテルが世界最先端の自社半導体工場で築いたビッグデータ活用の経験を基に開発した製品群を訴求する」(同社)。他にも、インテルは、社会インフラ、医療、小売、省エネルギー、セキュリティなど、さまざまな分野で存在感を示し、IoT技術を使ったビジネス革新に注力していく考えだ。ESEC2014でも、こうした姿勢を強く感じることができるに違いない。

第17回 組込みシステム開発技術展(ESEC2014)

会期: 2014年5月14日(水)〜16日(金)
時間: 10:00〜18:00(10日(金)のみ17:00に終了)
会場: 東京ビッグサイト
ブースNo.: 西 9-1


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