パナソニック デバイスSUNX、1/100mmオーダーのマイクロレーザ測距センサー発売FAニュース

高精度CMOSイメージセンサーと独自のアルゴリズムで、1/100mmオーダーの高精度で検出。大きさは幅20×奥行き25×高さ44mmと業界最小クラスになっている。

» 2014年04月18日 07時30分 公開
[MONOist]

 パナソニック デバイスSUNXは2014年4月2日、1/100mmオーダーの高精度で検出できるCMOSタイプの「マイクロレーザ測距センサー HG-Cシリーズ」を発売した。

 受光素子に高精度CMOSイメージセンサーを採用。変位センサーで培った同社独自のアルゴリズムと合わせ、繰り返し精度は10μm。従来の距離設定反射型センサーには出せない高精度だとしている。安定した高精度検出で、微妙な段差も確実に検出する。

 さらに、内部にミラーを設置した新しい光学系を設計し、奥行方向の短寸化と変位センサー並みの高精度測定を両立。幅20×奥行き25×高さ44mmと業界最小クラスになっている。そのため、各種アームやヘッド部に取り付けられ、新しいアプリケーションにも対応。0〜5Vのアナログ電圧出力も搭載し、アナログ制御機器に接続できるため、さらにアプリケーションが広がるという。

photo マイクロレーザ測距センサー HG-Cシリーズ

 ラインアップは、測定中心100mm、測定範囲±35mm、繰り返し精度70μmの「HG-C1100」、測定中心50mm、測定範囲±15mm、繰り返し精度30μmの「HG-C1050」、測定中心30mm、測定範囲±5mm、繰り返し精度10μmの「HG-C1030」となっている。基板周辺装置、自動組立装置、各種組立工程・検査工程での使用が可能だ。

 標準価格は2万9800円(税別)となっている。

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