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» 2014年05月19日 10時00分 UPDATE

20周年を迎える純国産 生産管理システム:日系製造業と歩み続けたから分かる“かゆい所に手が届く”生産管理のポイントとは

国内中堅製造業を中心に、世界610サイトでの利用実績を誇るリード・レックスの生産管理システム「R-PiCS」。日本の製造現場の声を取り込み続け、標準機能で各社の多様なニーズに応えることのできるこのパッケージについて、代表取締役社長の市川国昭氏に話を聞いた。

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ユーザーの声を機能に生かして成長を続ける生産管理パッケージ「R-PiCS」

 リード・レックスが提供する生産管理システム「R-PiCS」は、生産管理を中心に、債権/債務管理までを網羅した製造業向けの基幹業務システムだ。受注生産、見込生産、受注見込混在(ハイブリッド)型生産といった幅広い生産形態に対応した生販一元管理を実現。顧客の業態によりさまざまな製造形態に柔軟に対応することが可能となっている。また、Webベースのパッケージ製品であるため、複数拠点への導入にも向いている。

 提供開始から2014年でちょうど20年となるR-PiCSは、日本の製造現場の実情に習熟したリード・レックスが、ユーザーからのさまざまな声を機能に反映し、改良に改良を重ねてきたことが特徴だ。必要な機能を標準装備しているため、パッケージをベースとした運用改善を推進していくことができるのである。

リード・レックスの代表取締役社長の市川国昭氏 リード・レックスの代表取締役社長の市川国昭氏。2014年は「R-PiCS」20周年であるとともにリード・レックスも40周年、所属するJBグループも50周年を迎える節目の年だという。

 リード・レックスの代表取締役社長の市川国昭氏はこう語る。「まず顧客に使っていただき、その声に耳を傾けながら、それぞれの生産プロセス/業務プロセスの形態に高い適応度を持つ製品を作り上げてきました。20年の歴史の中で、生産管理の現場の皆さまの要望を取り入れてきていますので、標準機能だけでも“かゆい所に手が届く”ことができるものと自負しております」。

 例えば、特急オーダーに強い仕組みを標準で取り入れているのも、ユーザーからの支持が大きい点だという。取引先の要求により頻繁な設計変更が生じるなど、最近の生産現場を取り巻く環境がますますシビアになる中、R-PiCSの所要量計算は特急オーダーのみを対象にネットチェンジ計算が可能なため柔軟な対応が可能となる。変化に柔軟で迅速に対応できるこれらの機能の価値は高い。

 こうしたR-PiCSの豊富な標準機能は、1〜2カ月ごとのリビジョンアップを繰り返すことで充実度を高めてきたものだ。リビジョンアップにより追加/強化された機能は、保守契約をしている顧客は無償で利用することができる。

 またR-PiCSは、顧客の要望や予算に合わせた柔軟なカスタマイズ(アドオン)も可能となっている。パッケージをベースにしながら、製造原価管理など自社固有の要件にはアドオンを適用することで、短期間かつ低コストで自社に最適な運用モデルの構築が可能となっている。

3つの言語・通貨とともに多数の国の商習慣にも対応

 1990年代後半から日本企業の海外進出が加速するのに伴い、R-PiCSもまたグローバルパッケージとしての機能を充実させてきた。リード・レックスは1998年にタイに現地サポート拠点を開設し、その後2002年には中国にもサポート拠点を置くなど、海外においても国産ベンダー特有のきめ細かいサポートが提供できる体制を整えてきている。

 市川氏は、日本の製造業のグローバル展開の経緯を次のように振り返る。「最初は中国やASEAN諸国を中心に、製造コストの削減を目的に進出する企業が目立ちました。しかしその後、徐々に円高が進行していくと、今度は生産拠点を根こそぎ海外へと移して、国内には設計と企画部門だけが残るケースが多くなり、いわゆる産業空洞化を招きました。それが最近では、海外の生産拠点と国内の生産拠点が絶妙に連携する時代になってきています。国内では付加価値の高い素材や部品を調達して海外でそれらを組み立てるといったモデルです。このように目的や形は少しずつ時代とともに変わっていますが、そうした中で当社は、一貫して顧客企業のグローバル展開を支援できる機能とサポート体制の充実に努めてきました」。

 リード・レックスでは、海外拠点で直接顧客に接し、その声をフィードバックすることで、海外の商習慣についてもR-PiCSの機能として取り込んできた。日本語以外にも英語と中国語に対応している他、円、ドル、元の各種通貨に対応。それと合わせて税制や在庫の持ち方など多数の国の商習慣を機能に盛り込むことで、現地業務の効率化や生産性向上などを実現している。

 「現在では、海外を生産拠点としてだけではなく販売拠点としても位置付ける日本企業が増えています。多拠点生産に強いR-PiCSで受注から出荷の部分は抑えつつ、各国の税法に対応した会計システムとも連携することで、よりスピード感のあるビジネスの実現を支援します」(市川氏)。

R-PiCS R-PiCSの機能マップ(クリックで拡大)

クラウド、モバイルに対応、モノづくりシーンの未来を見据える

 日本の製造業の声を取り入れながら進化してきたR-PiCSだが、今後の展開におけるポイントとなるのが「クラウド」と「モバイル(スマートデバイス)」への対応だ。

 まずクラウドだが、リード・レックスでは、R-PiCSのクラウド版を20周年の節目となる2014年内に発表する予定である。クラウドサービスであれば、ほぼインフラ整備が必要なくなることから、とりわけ海外拠点でのスモールスタートや短期間での導入にはうってつけといえるだろう。「市場展開の加速から、工場を建てるのと同じぐらいのスピードでシステムもまた構築しなければならないケースが増えていますので、顧客にとってクラウドのメリットは大きいと考えています」(市川氏)。

 現在、R-PiCSの開発に当たっては、パブリッククラウドで提供されているさまざまなサービスとの連携についても視野に入れているという。「たとえオンプレミスであっても“クラウド・レディ”な製品を提供することが、メーカーとしての使命だと認識しています」と市川氏は語っている。

 またモバイルについては、現場にいながらタブレットを使って作業指示や図面参照などを行えるよう「R-PiCS スマートデバイス連携オプション」として近々発表予定となっている。

「R-PiCS スマートデバイス連携オプション」 「R-PiCS スマートデバイス連携オプション」により実現する連携の仕組み

 さらに、デジタルサイネージとの連携機能も2014年中に標準化される予定だ。リード・レックスでは2013年6月にデジタルサイネージ・ソリューションの「mot!VISION(もっとビジョン)」をリリースしているが、これとR-PiCSを連携することで、作業実績や進捗状況などに関わる情報を生産現場に配信可能となる。自動的に情報を生成できるので、これまでのホワイトボードへの手書きなどでは不可能だったリアルタイムでの生産情報の提供が可能になる。

中堅製造業への“導入社数ナンバーワン”へ

 製造業を取り巻く環境はますます変化が激しくなっているが「顧客の最新のニーズを聞きながら機能を拡張していくのはもちろんですが、当社だけでは賄えない機能であっても、パートナーとの協業を強化しながら他社ソリューションとの連携で拡充し、製造業のニーズに応え続けていく方針です。常に進化を続けながら、中堅製造業では“導入社数ナンバーワン”となれるように、製造業の成長をサポートしていくつもりです」と市川氏は力強く語っている。

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アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2014年6月18日