発紘電機、プログラマブル表示器「モニタッチV9シリーズ」を発売FAニュース

クラウドサーバへ稼働情報を定期的に送信。パソコンからクラウドサーバにアクセスすることで現場の情報を集中監視できる。

» 2014年05月20日 07時30分 公開
[MONOist]

 富士電機の子会社である発紘電機は2014年5月7日、プログラマブル表示器「モニタッチV9シリーズ」を同年5月7日と今秋に分けて順次発売すると発表した。

 モニタッチV9シリーズは、業界初となるクラウドサーバを活用した集中監視を可能とした。工場など複数拠点に設置されたV9シリーズは、ネットワークを通じてクラウドサーバーへ稼働情報を定期的に送信。管理者は、パソコンからクラウドサーバにアクセスすることで、世界中の現場の情報を集中監視できる。また、セキュリティが強固なVPN(仮想専用回線)機能を標準搭載。リモート接続時にVPNを利用することで、通信内容の盗聴・改ざんを防ぐという。

 さらに、スマートフォンやタブレット端末に専用のアプリケーションをインストールすることで、V9シリーズの画面を表示し、操作することができる。アクセスポイント機能も内蔵しているため、アクセスポイントがない環境でもネットワークに接続できる。

 操作に関しては、静電容量方式を採用したことでジェスチャー操作が可能になった。画面上で指を押し広げることで、表示画面を最大200%まで拡大できる。また、画面を拡大表示したままスクロール操作で表示画面を動かせるため、全体を細部まで確認可能だ。

 表示サイズは5.7型から12.1型までをそろえ、価格は19万9200円(税別)から。

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