カルソニックカンセイ、新たなグローバルPDMシステムを構築製造IT導入事例

従来使用してきた専用回線ではなくAkamai Technologies提供のソリューションを利用。2014年5月以降、アメリカ・イギリス・中国といった主要海外拠点にグローバルPDMシステムを順次展開してゆく予定だ。

» 2014年05月28日 11時20分 公開
[MONOist]

 カルソニックカンセイは2014年5月20日、CADデータをはじめとするエンジニアリング情報をグローバルに一元管理し、全ての開発拠点の設計者が必要なときにいつでも活用・協業できるように「グローバルPDMシステム」の仕組みを開発・構築したと発表した。

 CADデータなどの大容量データを、グローバルに実用的な時間内に安全かつ安定して流通させるため、従来使用してきた専用回線ではなく米Akamai Technologiesの高速ネットワークソリューションを利用。自動車関連部品メーカーが、PDMでAkamaiの技術を利用するのは、世界初だという。

 同社は2014年5月以降、アメリカ・イギリス・中国といった主要海外拠点にグローバルPDMシステムを順次展開してゆく予定。このシステムによって、海外拠点を今後増やしていっても、より低コストかつ機敏に情報流通環境を構築できるとしている。



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