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» 2014年06月02日 10時00分 UPDATE

アイデア・ハック!! Arduinoで遊ぼう(11):サーボモータを活用してオリジナル「自動給餌器」を作ろう! (1/3)

頭の中のアイデアを「Arduino(アルドゥイーノ)」で実現!! 筆者と一緒にモノづくりの喜びや難しさを体験・体感してみよう。連載第11回では、サーボモータを用いた「自動給餌器」を作る。これさえあれば、お留守番しているペットの食事を心配せずに思う存分残業できるぞ!!

[三月兎,MONOist]
アイデア・ハック!! Arduinoで遊ぼう

 突然ですが、あなたは「犬派」ですか? 「猫派」ですか? ペットを飼うのなら、どちらがよいですか?

 筆者は、子どものころから犬(ワンコ)を飼っていたこともあり、だんぜん犬派です! しかし、実家を離れ、1人暮らしをするようになってからは、ワンコのいる生活は遠い夢……。しばらくそんな状態が続いていたのですが、数年前の引っ越しで、念願だったペットOKな環境を手に入れました!

 仕事柄、1人で家にこもっている時間が長いので、「ペットと一緒に過ごしたい! 一緒なら寂しくない!」と、かなり真剣にワンコを飼うことを検討しています。しかし、取材や打ち合わせで帰宅が遅くなる日のことを考えると、どうしてもためらってしまうのです。自分は外で夕食を済ませているのに、ワンコはご主人さまが帰るまでゴハンを食べられない。それは、かわいそうです。飼うべきか、飼わざるべきか……。



サーボモータを使って「自動給餌器」を作ろう

 今回は、そんな迷いを断ち切るべく、オリジナルの「自動給餌器」を作ってみます(画像1)。市販品もありますが(そこは気にせず……)、自分で作ってこそMONOist読者です!

セットした時間になると、サーボモータが動いてエサ皿の蓋が開く 画像1 タイマーセットした時間になると、サーボモータが動いてエサ皿のふたが開く「自動給餌器」

 タイマーをセットした時間になると、サーボモータが稼働してエサ皿のふたをスライドさせます。これさえあれば、ワンコもお腹を空かせてご主人さまの帰宅を待たなくても大丈夫!(動画1


ブレッドボードで回路を組もう

 「おい、ラーメンタイマーかよっ!!」「自分の給餌器じゃないかっ!!」とツッコミが入りそうですが……。これは誰が何と言おうと、ペットのための自動給餌器です! それでは、今回使用する部品を紹介します(画像2表1)。

自動給餌器 画像2 「自動給餌器」で使用する部品一式。ディスプレイは連載第8回「運動しなさい! 電光掲示板」で使用したものを流用
部品リスト 表1 「自動給餌器」の制作で使用する部品リスト。価格は共立エレショップで購入した際のデータ(購入時期:2014年4月)。サーボモータは秋月電子通商で購入。青色の枠内は、以降の連載でも使用する

 今回使用したのは、「RCサーボ」と呼ばれるラジコン模型用のサーボモータです。これは、ケースの中にモータと減速ギア、制御基板、位置センサーが入っています。連載第7回「ベンハムのコマ」で使用したDCモータは電源につなぐ配線が2本でしたが、サーボモータの場合は信号線がプラスされています。この信号線へ出力するパルス幅でモータが回転し、その位置を保持します。

 複数のサーボモータを制御すれば、電子工作の楽しみが広がります。例えば、サーボモータはロボット製作にも使われています。モータの回転角度を指定して位置を保持できるので、ロボットの関節に使用するとポーズを決めることができます。そして、ポーズとポーズをつないでいくことで、ロボットを歩かせたり、踊らせたりすることができます。「いつかは、そんなロボットを作れるようになりたいなぁ〜」と思いながら、サーボモータの使い方を学んでいきましょう!

MICRO 2BBMG 画像3 サーボモータ「MICRO 2BBMG」(メーカー:Grand Wing Servo-Tech)。メタルギヤ+ボールベアリングを採用した小型サーボモータ。サイズ:28×14×29.8mm、重量:28g

 それでは、ブレッドボード上で回路を作成してみましょう。回路図と部品配置図を以下に示します(画像4画像5画像6)。

回路図 画像4 「自動給餌器」の回路図。 ※画像クリックで拡大表示
配置図 画像5 部品の配置図。左上の緑色の□(四角形)で囲んだ部分は、ディスプレイ用の回路。サーボモータを動かすだけなら右側部分だけでOK ※画像クリックで拡大表示
ブレッドボードに部品を実装したところ 画像6 ブレッドボードに部品を実装したところ
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