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» 2014年07月14日 09時00分 UPDATE

製造ITニュース:NTTデータGSLなど4社、自動車部品サプライヤー向けSAPソリューションを提供開始

NTTデータグローバルソリューションズ、東洋ビジネスエンジニアリング、シスコシステムズ、SAPジャパンの4社は、海外事業の拡大を目指す国内自動車部品サプライヤー向けのSAPアプリケーションの導入ソリューションを順次提供開始すると発表した。海外の完成車メーカーと取引する上でのノウハウや習慣をシステム化しているという。

[MONOist]
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 NTTデータグローバルソリューションズ(NTTデータGSL)、東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)、シスコシステムズ、SAPジャパンの4社は2014年7月11日、海外事業の拡大を目指す国内自動車部品サプライヤーを対象とするSAPアプリケーションの導入ソリューションを、順次提供開始すると発表した。

 このソリューションの導入により、海外の完成車メーカーと取引を行うサプライヤーは、設計開発から内示、受注、部品調達、生産、納品という一連の業務プロセスや会計処理、所要量計算、原価管理などを包括的に行うことができるという。また、これまで対応が困難だった完成車メーカー固有の書式/EDIを用いた取引や、設計変更の対応もサポートした。海外の完成車メーカーと取引する上でのノウハウや習慣をシステム化して提供しており、海外メーカーの個別要件などへの対応を効率化できるという。

rk_140710_sap.jpg SAPアプリケーション導入ソリューションの概略図(クリックで拡大)

 同ソリューションシステムのコアとなっているのは、NTTデータGSLが欧州の自動車OEMメーカーから得た知見やノウハウと、SAP ERPの自動車業界向けテンプレートだ。これにSAPが、自動車OEMメーカーや自動車部品サプライヤーでのSAP ERPの導入経験を基に開発したアドオンソリューション「SAP Automotive Consulting Solutions」、製品サイクル管理および統合ソリューション「SAP Product Lifecycle Management」、製造実行管理ソリューション「SAP Manufacturing Execution」を統合している。さらに、B-EN-Gが持つ製造実行管理や物流管理のノウハウを基に追加開発した、簡易入出荷処理機能も装備されている。

 また、今回のソリューションは、SAPのインメモリプラットフォーム「SAP HANA」にも対応しており(SAP MEは2015年中に対応予定)、システム基盤のサーバにはシスコシステムズの「Cisco Unified Computing System(UCS)」を採用している。

 今後、NTTデータGSL、B-EN-G、シスコシステムズ、SAPジャパンの4社は、同ソリューションの利用業種を拡大していく方針だ。特にディスクリート業界向け部品など、さまざまな素材を扱う部品メーカーへの対応を予定しているという。

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