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» 2014年07月16日 10時00分 UPDATE

DMS2014特別企画ブースリポート(PTC):「PTC Creo 3.0」に熱視線、マルチCAD対応や構想設計支援に注目

製造業の活動を革新的な機能で支援してきたPTC。特に、拡張性と運用性に優れ、設計現場から高い支持を受けるCADソフトが「PTC® Creo®」だ。2014年6月に開催された「第25回 設計・製造ソリューション展(DMS2014)」では、新製品「PTC Creo 3.0」が登場。多くの来場者の注目を集めた。

[PR/MONOist]
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 PTCは2014年6月16日(現地時間)に、米国ボストンでの同社ユーザーイベントにおいて、CADソフトの新製品「PTC® Creo® 3.0」(以下、Creo 3.0)を発表し、現地ユーザーから高い評価を受けた。そのCreo 3.0を国内で披露する場として注目を集めたのが「第25回 設計・製造ソリューション展(DMS2014)」だ。PTCブースではCreo 3.0を実際に体験できるコーナーや大画面でのセミナーを用意。多くの人がブースに詰めかけ、新バージョンへの期待の高さをうかがわせた。

photo PTC Creo 3.0が人気を集めたDMS2014 PTCブース(クリックで拡大)

さまざまなCADフォーマットをCreoで管理する「Unite Technology」

 新機能の中でもとりわけ注目度が高かった機能の1つが「Unite Technology」だ。これはマルチCAD環境を実現する機能である。設計現場では異なるCADで作られたデータが混在するケースがほとんどだ。こういったデータを同時に扱うことは容易ではなく、複数種類のCADを導入したり、データを変換したりと大きなコストと労力と使うことになる。PTCでも現場の声として「設計者にはインポート作業ではなく設計に集中してほしいが、なかなかうまくいかない」という悩みを耳にしていたという。そんな設計現場の課題に応えようとCreo 3.0で用意された機能がUnite Technologyというわけだ。「DMSでも『こういう機能を待っていた』と熱心に説明を求める人は非常に多かった。強い要望を感じている」とPTCジャパンCAD事業部営業技術部テクニカルディレクターの芸林盾氏は、反響の大きさを語る。

 Unite Technologyの機能の1つであるインポート機能では、CATIAやNX、SolidEdge、SolidWorks、Inventorといった競合他社の主要なCADデータをCreoにそのままインポートできる。またSTEP、IGES、DXFなど中間ファイルのフォーマットも同様だ。以前からダイレクトモデリングではインポートが可能だったが、今回は制約条件(他CADが同じマシンに入っているなど)なくそのまま取り込める事がポイントとなる。また、取り込んだ後のデータは、Creoより搭載されたダイレクトモデリング機能で、ジオメトリを変更したり、フィーチャ化する事もできる

photo Unite Technologyのインポート機能。異なるCADのデータをインポートできる(クリックで拡大)

 またオープン機能も追加された。これは特定のCADファイルをそのままCreoで開くことができる。これにより、インポートで発生するデータの変換や修正の手間なしにファイルを閲覧できるようになる。ファイル中で特定の箇所だけ必要な時は、そこだけを選択して変換することも可能だ。オープン機能は実は2014年末リリースだが、DMSでは「今すぐにでも出してほしいという声もあった」(芸林氏)ほど期待度は高いそうだ。

photo 「CATIA」「SolidWorks」「NX」については、そのままファイルを「開く」ことも可能(クリックで拡大)

2次元から3次元へ情報をもれなく受け渡す「Empowering Innovation」

 構想設計ツールと詳細設計ツールの効果的な連携を実現する「Empowering Innovation」機能もDMS会場で大きな反響を呼んでいた。構想設計はより良い製品を作るうえで非常に重要な工程となる。PTCによると例えば最終的な製品コストの7〜8割は構想設計の段階で決まってしまうという。それにもかかわらず、適切なツールがない、時間が取れないといった理由で十分に取り組めない状況だった。そこで構想設計ツールからパラメトリックモデリングツールに情報をもれなく伝達できる仕組みを構築するなど、構想設計をサポートする機能を強化したという。試験的に運用したある企業では、従来は2次元と3次元を行き来して構想設計を行っていたが、この機能により作業時間を実に8分の1にまで減らせたという。

photo 構想設計ツールからパラメトリックモデリングツールに情報をもれなく伝達できる(クリックで拡大)

 他にも「Core Productivity」機能では、パラメトリックシステムにおいて参照の変更を容易にする、参照の置き換えや一括変更ができるようになるなど、日々使う編集機能を新しくより使いやすくする改善が盛り込まれている。

 DMSでは終始多くの人がブースを訪れ、Creo 3.0の注目度をうかがい知ることができた。今回追加された新機能はCADの選定を考えるうえで大きなポイントになりそうだ。Creo 3.0の出荷は2014年7月後半からとなるが、実際に体験できるイベントが2014年7〜9月に全国10カ所で順次開催される。詳細を知りたくなった人や実際に使い勝手を試してみたい人は、ぜひ会場に足を運んでみてはどうだろう。

roadshow

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提供:PTCジャパン株式会社
アイティメディア営業企画/制作:MONOist 編集部/掲載内容有効期限:2014年8月15日

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PTC Creo 3.0 ロードショー

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米国PTCは、同社の設計ソフト「Creo」の新版「バージョン3.0」を発表した。新技術「Unite Technology」を搭載したことで競合する主要CADベンダーのデータをネイティブで扱えるようになった他、スケッチなど構想設計段階と3次元CADとの親和性を高め、より革新的な設計に貢献できるようにした。

PTCジャパンは、米国では既に発表された設計ソフトの新版「Creo 3.0」の日本向け記者発表会を開催した。他社のCADデータがインポート可能になるなど、マルチCAD機能が強化された他、アイデアを活用する機能なども追加された。