卒業旅行よりも利用者は多い? 転職者の35%が“転職旅行”を経験キャリアニュース

トリップアドバイザーの調査によると、「転職する際に、休暇を取れた」のは79%。そのうち、45%が「転職旅行へ行った」という。

» 2014年07月30日 15時45分 公開
[MONOist]

 旅行口コミサイトを運営するトリップアドバイザーは2014年7月17日、「転職旅行」の実態についてのアンケート調査結果を発表した。転職経験者の35%が、前職から次の職場に勤務するまでの休暇期間中に、宿泊を伴う旅行を経験しているようだ。

 同調査の結果を見ると、「転職する際に、休暇を取れた」のは79%。そのうち、45%が「転職旅行へ行った」という。

 旅の目的としては、「リフレッシュ」「自分へのご褒美」「非日常を体験」「ずっとしたかったことを実現」「自分磨き」などが多く挙げられた。転職旅行をすることで主に「気持ちが切り替えられた」ため、99%が「行ってよかった」と回答している。

 行先は若干ながら国内が多く56%、海外は44%だった。平均泊数は4.8泊で、1人当たりの旅行費用は国内旅行6万2000円、海外旅行19万8000円という結果になった。

 トリップアドバイザーでは、転職旅行の推定市場規模を年間1290億円と見込んでおり、新婚旅行には及ばないものの、卒業旅行を超える参加人数だと分析している。

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