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» 2014年08月29日 16時00分 UPDATE

CADニュース:CADベンダーお墨付き――“ISV認定”ワークステーション「Dell Precision」新製品

ISV認定という“CADベンダーお墨付き”のワークステーション「Dell Precision」の新製品をデルが発表。インテルの最新Xeonプロセッサ「E5-2600/1600 v3」を搭載した最新鋭モデルながら、出荷時点で80%のISV認定を取得している。

[西坂真人,MONOist]

 デルは2014年8月29日、ワークステーション「Dell Precision」の新製品を発表した。タワー型3製品「Dell Precision Tower 5810」「Dell Precision Tower 7810」「Dell Precision Tower 7910」とラック型1製品「Dell Precision Rack 7910」の計4製品で、最少モデル構成価格(税込み/送料込み)は、Dell Precision Tower 5810が18万338円、同7810が20万858円、同7910が45万338円、Dell Precision Rack 7910が46万7333円。いずれも2014年9月9日から販売を開始する。

photophoto Dell Precision Tower 5810(左)とDell Precision Tower 7810(右)
photophoto Dell Precision Tower 7910(左)とDell Precision Rack 7910(右)

 4製品ともにインテルの最新Xeonプロセッサ「E5-2600/1600 v3」を搭載し、負荷の掛かる3Dモデリング処理や解析処理などでも安定した高速処理を実現した。また、大容量データ処理をサポートするクアッドチャネル2133MHz DDR4 ECC RDIMMメモリ(最大1TB)を搭載した他、プロフェッショナル仕様の次世代AMD FireProやNVIDIA Quadroなどグラフィックスの選択肢も豊富に提供している。さらにMicron P420m 12Gb/s PCIe SSDストレージやインテル CAS-W(Cache Acceleration Software-Workstation)など、さらなる高速化を実現する多彩なオプションを用意している。その他、メモリエラーの発生を抑えてマシンの稼働時間を最大化する独自テクノロジー「Dell RMT(Reliable Memory Technology)」を搭載した。

photo Dell Precision Tower 7910と4Kディスプレイとの組み合わせ

出荷時点で80%のISV認定を取得

 デルのワークステーション「Dell Precision」シリーズの特長といえるのが、世界各国のISV(ソフトウェアベンダー)とのパートナーシップによる「ISV認定」だ。Dell Precision製品/OS/グラフィックスカード/ISVアプリケーションの組み合わせで高負荷テストや認証プロセスの中で確認された問題の解決などが行われ、最終的に各構成ごとに認証ドライバ(グラフィックスドライバ)が認定される。

photo ISV認定プロセス

 定期的に実施されているこの認証テスト(ISV認定取得)により、アプリケーションが本来持つ実力通りの速度で動作でき、高負荷なワークロードの実行時でも安定稼働を実現できるという。今回の新製品群も「9月の販売開始時点で主要ISVベンダーの約80%の認定を取得。今年10月下旬には90%の取得を予定」(同社)となっている。

photo 主要ISVベンダーの約80%の認定を取得

 また、アプリケーションごとに性能の最適化が行える独自ツール「DPO(Dell Performance Optimizer) 」を出荷時にプリインストール済みで、このDPOを有効化することで、使用するアプリケーション向けにハードウェアリソースを1クリックで自動最適化できる。

photo アプリケーション最適化ツール「DPO(Dell Performance Optimizer) 」
photo Dell プロダクトマーケティング Dell Precisionワークステーション担当ディレクターのパット・カナー氏

 都内で行われた新製品発表会では、米国から来日したDell プロダクトマーケティング Dell Precisionワークステーション担当ディレクターのパット・カナー氏が「ワークステーションの市場は大きく成長している。われわれはこの分野への投資を積極的にしており、ISV認定制度の強化も図ってきた。ISV認定はパフォーマンスの向上をユーザーが享受できるだけでなく、競合製品との差別化にもなっている。またDPOの新バージョンは、例えばAutoCADで8〜10%、InventorやSolidWorksでは46〜53%のパフォーマンス向上が見られる」と新製品の特徴を語った。

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