日本モレックス、次世代「Brad PCネットワークインタフェースカード」を発表FAニュース

NIC・設定ソフトウェア・開発ライブラリ・OPCデータサーバで構成されたパッケージ製品。DCSやPLCからの移行も容易で、フィールドバス技術に精通していないユーザーでも、制御アプリケーションを効果的かつ省コストに運用できる。

» 2014年09月03日 07時30分 公開
[ITmedia]

 日本モレックスは2014年7月18日、オートメーションやプロセス制御用アプリケーション向けの「Brad applicomlOフィールドバスネットワークインタフェースカード(NIC)」を発表した。PCベースの一体型制御ソリューションで、ベンダー独自のDCS(分散制御システム)やPLC(プログラマブルコントローラ)からの移行も簡単にできる。同社では、米シカゴで2014年9月8日〜13日に開催される「IANA 2014 Conference」で、本システムを紹介する予定。

 Brad applicomlOは、NIC・設定ソフトウェア・開発ライブラリ・OPCデータサーバで構成されたパッケージ製品。フィールドバス技術に精通していないユーザーでも、制御アプリケーションを効果的かつ省コストに運用できる。

 フィールドバスは、PROFIBUS DP、CANopen、DeviceNet、Modbus TCP、EtherNet/IP、PROFINETなどの最新のイーサネットフィールドバスプロトコルに対応する。PC1台当たり8枚のカードが使用でき、Windows(XP・7・8)やLinux、VxWorksなどのリアルタイムOSが利用できる。また、基板上のイーサネットポートはWindowsとそれ以外のOSによる遠隔での設定・診断が可能。さらに、シミュレーションモードにより、簡単にアプリケーションテストができる。

photo Brad applicomlOフィールドバスネットワークインタフェースカード

FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.