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» 2014年09月12日 15時05分 UPDATE

エコカー技術:ヤマハ発動機の次世代エンジン「BLUE CORE」、従来比で燃費が50%向上

ヤマハ発動機は、二輪車用の次世代小型エンジン「BLUE CORE」を開発した。2014年8月にベトナムで発売した女性向けスクーター「Nozza Grande」の排気量125ccの空冷エンジンが第1弾で、今後新興国および先進国に導入するさまざまな二輪車に搭載し、2020年には3タイプのエンジンで年間500万台の生産を目指す。

[MONOist]
「Nozza Grande」に搭載している次世代小型エンジン「BLUE CORE」

 ヤマハ発動機は2014年9月12日、二輪車用の次世代小型エンジン「BLUE CORE」を開発したと発表した。同年8月にベトナムで発売した女性向けスクーター「Nozza Grande」の排気量125ccの空冷エンジンが第1弾で、今後新興国および先進国に導入するさまざまな二輪車に搭載し、2020年には3タイプのエンジンで年間500万台の生産を目指す。

 BLUE COREは、同社が走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化するために開発した二輪車用エンジンのプラットフォームである。高効率燃焼、高い冷却性、損失低減の3点を徹底的に追求しているという。また、搭載車両ごとのキャラクターに応じて高次元でチューニングが可能で、多彩なバリエーション展開ができる発展性も有している。

 BLUE COREの第1弾エンジンを搭載するNozza Grandeは、2008年モデルと比べて燃費が50%向上しているという。このエンジンの仕様は以下の通り。排気量125cc/空冷4ストローク/単気筒SOHC/2バルブ/電子燃料噴射(FI)で、トランスミッションはCVT(無段変速機)である。エンジン気筒のボア×ストロークの寸法は52.4×57.9mmで、圧縮比は11.0。アルミニウム鍛造ピストン、オフセットシリンダー、ダイアジルシリンダー、高効率小型ファン、新形状シュラウド、薄型高密度フィンなどを採用している。大幅な軽量化も特徴の1つ。吸排気系やキッククランクを含めたエンジン単体の重量は32.1kgと軽量である。

sp_140912yamahamotor_01.jpgsp_140912yamahamotor_02.jpg ベトナムで2014年8月に発売した「Nozza Grande」(左)と同車両に搭載している次世代小型エンジン「BLUE CORE」の第1弾(クリックで拡大) 出典:ヤマハ発動機

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