横浜ゴム、インドネシアで海洋商品新工場の鍬入れ式を開催工場ニュース

アジア最大のハブ港のあるシンガポールに近く、物流面・コスト面に優れたバタム島に設立。需要が増加している海洋商品に対応し、さらなるシェア拡大を目指す。新工場の完成により、生産規模は1.5倍になる見込み。

» 2014年09月15日 10時00分 公開
[MONOist]

 横浜ゴムは2014年6月19日、インドネシア・バタム島東部のカビル工業団地で、海洋商品新工場の鍬入れ式を開催した。完成は2015年7月の予定。

 鍬入れ式は、2014年4月に設立した横浜工業品製造インドネシアの主催で、主賓としてバタムフリーゾン監督庁のムストファ・ウィジャヤ長官も出席した。

 今回の新工場設立は、世界的な石油需要の増加に伴って需要が増加しているマリンホースや防舷材などの海洋商品に対応し、さらなるシェア拡大を目指すためのもの。バタム島は、アジア最大のハブ港のあるシンガポールから20kmと近く、物流面の利便性に優れ、コスト面でも競争力向上につながることから選ばれた。

 新工場の完成により、横浜ゴムの海洋製品の生産は国内とインドネシアの2工場体制となる。これにより同社では、生産規模が現在の約1.5倍に拡大すると見込んでいる。

photo バタム島で開催された鍬入れ式の模様


FAメルマガ 登録募集中!

famerumaga

MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。

ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。


関連キーワード

工場 | インドネシア | FA | 工場ニュース


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.