三菱自の「アウトランダーPHEV Concept-S」、フロントフェイスを一新パリモーターショー2014

三菱自動車は、「パリモーターショー2014」において、プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」をベースとしたコンセプトモデル「アウトランダーPHEV Concept-S」を参考出品する。

» 2014年09月22日 16時55分 公開
[MONOist]
「TOYOTA C-HR Concept」の外観

 三菱自動車は2014年9月22日、「パリモーターショー2014」(プレスデー:10月2〜3日、一般公開日:同月4〜19日)において、プラグインハイブリッド車「アウトランダーPHEV」をベースとしたコンセプトモデル「アウトランダーPHEV Concept-S」を参考出品すると発表した。

 アウトランダーPHEV Concept-Sは、アウトランダーPHEVの基本性能はそのままに、「Sporty(スポーティー)&Sophisticated(洗練)」というデザインテーマのもと、三菱自動車がスペシャルパッケージとして提案するコンセプトモデルである。


「アウトランダーPHEV Concept-S」の外観(左)と内装(クリックで拡大) 出典:三菱自動車

 フロントフェイスは、フロントグリル中央に三菱のスリーダイヤを据え、左右から包み込むように象徴的なクロームモールで縁取ることにより、三菱自動車のSUVらしい力強さと安心感を表現している。中心から外に向かって切れ上がっていくヘッドランプは、PHEVの先進性とダイナミックさを表しているという。リヤデザインでも、左右からプロテクトするイメージを強調するクロームモールと、外に向かって左右に広がるスリット状のリヤコンビランプを採用した。ボディカラーは、ガラス粒子を織り交ぜた輝きのあるプラチナホワイトを選択した。

 クロームモールとボディカラーのプラチナホワイトによって明るく輝きを放つイメージのある外観に対して、内装は「ブラック(黒色)&バーガンディ(ワインレッドまたはワインレッドより暗く茶色味の強い色)」を基調としている。木目にシルバーのアクセントをあしらった本杢加工や、職人が仕立てた本革シート、“漆箱”をモチーフとしたフロアコンソールなどで上質さを追求。立体感のあるシートパッドは、フィット感とともに、乗員の体に沿わせる形で施した柔らかなトリミングラインによる高いホールド性も実現した。このトリミングラインには、ボディカラーとのコーディネートを図ってシルバーのアクセントがあしらわれている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.