ぷらっとホーム、インテル「Edison」を使用した超小型サーバ組み込み開発ニュース

ぷらっとホームは2014年9月29日、インテルのEdisonを使用した超小型サーバ“OpenBlocks IoTファミリ”「OBSBX1」を2015年2月より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円台半ば(受注台数により変動)の見込みだ。

» 2014年09月29日 17時33分 公開
[MONOist]
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 ぷらっとホームは2014年9月29日、インテルのEdisonを使用した超小型サーバ“OpenBlocks IoTファミリ”「OBSBX1」を2015年2月より販売開始すると発表した。価格はオープンで、実売想定価格は3万円台半ば(受注台数により変動)の見込みだ。

 コア部分にインテルの超小型コンピュータ“Edison”を使用することで、CPUにメモリ、ストレージ、無線ネットワークインタフェース(Wi-Fi、Bluetooth、W-CDMA)などを備えながら41.6(幅)×96mm(奥行き)×11.3(高さ)mmという手のひらサイズを実現した。同社の小型Linuxサーバ「OpenBlocks」シリーズ中ではもちろん最小だ。

photo “OpenBlocks IoTファミリ”「OBSBX1」(出典:ぷらっとホーム)
photo 半透明ケースの試作品。「Edison」の文字が透けて見える

 メインメモリは1Gバイト、ストレージ(eMMC)の容量は4Gバイトで、OSにはDebian GNU/Linuxを採用する。インタフェースとして無線(Wi-Fi、Bluetooth、W-CDMA)とUSB 2.0を備えており、オプションケーブルの接続によってRS-232CやRS-485などの有線接続も行える。W-CDMAについてはNTTドコモのFOMA網に対応予定だ。

 同社では本製品について、多数のセンサーをインターネットへ接続するM2M/IoTルーターや各種センサーと上位ネットワークを中継するIoTゲートウェイ、機械学習ノードなどでの利用を想定している。

photo OBSBX1の利用例(出典:ぷらっとホーム)

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